目の下の影はクマ?できる原因や涙袋との違い、改善方法を紹介
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「目の下に影があるけど何?」
「目元にできる影ってどうやって消すの?」
目の下にふくらみがあるものの、正体がわからず上記のように困っている人も多いでしょう。
基本的に目元にある影は、クマの可能性が考えられます。
今回は目の下の影が何なのか、消す方法はあるのか解説します。
目の下の影に関するよくある質問にも回答するため、疑問を感じている人は最後まで読んで納得できる回答を見つけてください。
目の下の影はクマ?
目の下の影は、黒クマと呼ばれるクマだと考えられます。
黒クマの概要や涙袋との違いを解説するので、自分の目元にある影と比べてみてください。
黒クマと呼ばれる種類のクマ
目の下にできる影は、黒クマです。
黒クマは、目の下の脂肪やたるみによる影で生じます。
目の下に光を当てたり上を向いたりしたときに、影が薄く目立たなくなれば黒クマと判断できます。
目の下の影は目の下の脂肪が原因
黒クマは目の周りの筋肉が衰えて、目の下の脂肪を支えられなくなり、前方に突出したことが原因で生じます。
目の下の脂肪が突出するきっかけは、以下の通りです。
- 加齢による衰え
- スマートフォンやテレビの長時間使用による瞬きの減少
- コンタクトレンズの着脱による皮膚の引っ張り
- アイメイク時の皮膚の押し込み
涙袋との違い
涙袋は黒クマと混同されやすい、目の下のふくらみです。
しかし目の下の脂肪による影である黒クマに対し、涙袋は脂肪を支える眼輪筋が発達している状態であり、大きく異なります。
筋肉が盛り上がってできた涙袋は、黒クマと違ってかわいらしい印象を与えてくれます。
黒クマが目立つ人の場合、クマに涙袋が隠れてしまっているケースも少なくありません。
目の下の影はセルフケアで治療できない
目の下の影でできる黒クマは、マッサージや食事改善などのセルフケアでは治療できません。
痩せたら小さくなる皮下脂肪と異なり、エネルギーを貯め込まない目の下の脂肪はダイエットをしても減らせないことが特徴です。
マッサージでまぶたにダメージを与えると、たるみが悪化するリスクもあるので気をつけましょう。
目の下の影を消す3つの方法
目の下の影を消すためには、美容クリニックでの手術が効果的です。
代表的な施術を3つ紹介するので、自分のクマに効果を期待できる方法を探してみましょう。
脱脂
脱脂は黒クマに効果的な、皮膚を切らない方法です。
まぶた内側の粘膜部分を数ミリ切開し、目の下の影を作っている脂肪を取り出します。
原因そのものを取り除くため、半永久的かつ即効性が高い効果を期待できます。
肌表面にメスを入れないので、身体への負担が少なく済む点が魅力です。
ダウンタイム中は腫れ・内出血などが生じますが、1週間程度と短い期間で落ち着きます。
脂肪注入
脂肪注入とは注射針を使って、目元に脂肪を注入する施術です。
ヒアルロン酸は1年程度で無くなってしまいますが、太ももなど自分の身体から採取した脂肪を使うことで、生着し、半永久的に効果が持続します。
目元の皮膚が凸凹して目の下の影を作っている場合、脂肪注入でなめらかにできます。
基本的に脱脂と併用するため、ダウンタイムは2〜3週間程度です。
施術直後は針穴の傷が見えますが、すぐに目立たなくなるので心配はいりません。
余剰皮膚切除
余剰皮膚切除は下まぶたの伸びた皮膚を切除して、皮膚のたるみによるクマを改善する手術です。
縫合するので、施術後1週間程度で抜糸しなければなりません。
さらに脱脂や脂肪注入と一緒に行うのでダウンタイムが2〜3週間程度かかりますが、その分自然で健康的な目元に仕上がります。
なお、下まつ毛の生え際に沿って切除するので、傷跡は目立ちにくくなります。
クマだけでなく小じわも解消できるため、若返り効果が高いでしょう。
目の下の影に関するよくある質問
目の下の影に関するよくある質問に回答しました疑問を解消し、すっきりした気持ちで施術にのぞんでください。
目が大きいと目の下に影ができやすい?
目が大きいとその分目の下のふくらみも大きくなり、影ができやすくなります。
目の大きい人は眼球を収納する頭蓋骨のスペースが広いため、眼球を支える脂肪の量も大きくなります。
もともと脂肪量が多いため、突出したときに影ができやすいでしょう。
生まれつき目の下に影ができる人もいる?
黒クマは加齢で生じるケースが一般的ですが、生まれつき目の下が膨らんでいる人もいます。
例えば頬骨が低い、または凹んでいる骨格の人は目の下の脂肪が流れやすいので、黒クマができやすい骨格です。
必ずしも加齢が原因になるわけではないため、若くても目の下に影ができる人は少なくないでしょう。
他のクマと併発することはある?
クマには以下の種類もあるため、複数のクマを併発するケースは多くあります。
- 赤クマ:目の下の脂肪が筋肉を圧迫して赤く透けている状態
- 青クマ:血行不良で静脈が皮下から透けてできるクマ
- 茶クマ:紫外線や摩擦により色素が沈着して生じたクマ
特に赤クマは、黒クマ同様に目の下の脂肪が原因なので併発しやすいでしょう。
男性にも目の下の影はできる?
目の下の影に性差はないため、男性でも生じる可能性があります。
むしろ男性のほうが目の下の脂肪量が多いので、黒クマができやすいといわれています。
男女ともに脱脂・脂肪注入・余剰皮膚切除といった施術で治療できるので、気になる人はクリニックへ相談しましょう。
片目だけ目の下に影ができるケースもある?
片目だけ目の下に影ができたり、濃かったりするケースは少なくありません。
人間の身体は左右対称ではないので、クマに左右差ができることは十分に考えられます。
また片目だけ酷使する身体の使い方をする人は、目の下に影に偏りが生じやすいでしょう。
目の下の影が気になる人はアリエル美容クリニック郡山院で改善しよう
アリエル美容クリニック郡山院では、目の下の影が本当に黒クマなのか正確に判断できます。
多くの執刀経験ある院長と美容に関する知識が豊富なスタッフが施術をサポートするので、初めて美容整形を受ける人も気軽に相談できる環境です。
またさまざまな施術方法を用意しているため、患者様にぴったりなプランを選べます。
さらに郡山駅から徒歩1分の好立地に店舗があり、学校や仕事終わりにも気軽に立ち寄れます。
当院のカウンセリングは無料なので、目の下の影が気になる人はお気軽にお越しください。
目の下にできた影はクマ取りで改善しよう
目の下にできた影は、黒クマの可能性が考えられます。
涙袋と異なり、黒クマは疲れた印象を与えます。
目の下の脂肪が原因でできる影なので、セルフケアでの治療は難しいでしょう。
クマを取るなら、美容整形がおすすめです。
脂肪そのものを除去できるため、目の下に影ができる前の状態まで戻れます。
クマ取りは美容クリニックで受けられるので、気になる人はまずカウンセリングを受けてみてください。
アリエル美容クリニック郡山院では、目の下の陰によってできる黒クマの治療を得意としています。
セルフケアでは治せないクマだからこそ、美容医療の力で取り除く必要があります。
カウンセリングは無料ですので、ぜひお気軽にご来院ください。