二重切開法のダウンタイムは半年続く?長引く理由や過ごし方を解説
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「二重切開法のダウンタイムは長く続く?」
「ダウンタイムを半年よりも短くする方法はある?」
皮膚を切開する二重切開法はダウンタイムがあるため、施術するか決断できずに悩む人も多いでしょう。
本記事では、二重切開法のダウンタイムについて、症状・持続期間の観点から解説します。
二重切開法のダウンタイムを早く落ち着かせる方法も、くわしく紹介します。
施術を受けるか悩んでいる人は、ぜひ最後まで確認してみてください。
二重切開法の概要
二重切開法は希望ラインに沿ってまぶたを切開・縫合し、二重を作る施術です。
まぶたを全体的に切開する「全切開」と、一部のみ切開する「部分切開」の2種類があります。
いずれも皮膚を切開するため、生涯にわたって二重をキープしたりデザインを自由に決められたりするのが人気のポイントです。
ただしメスを使わない埋没法に比べると身体への負担がやや大きく、ダウンタイムが長引く傾向にあります。
修正も困難なので、二重ラインのデザインは慎重に決めることが大切です。
二重切開法のダウンタイムは腫れ・痛み・内出血が生じる
二重切開法のダウンタイム中は、腫れ・痛み・内出血といった症状が出る可能性があります。
強く腫れるとまぶたが重く目が開きにくくなりますが、時間が経過するとともに腫れぼったい程度までおさまります。
また施術中は痛みがありませんが、麻酔が切れると鈍痛が出てくるのが一般的です。
クリニックによっては痛み止めが処方されるので、上手に活用しましょう。
最初のうちの内出血は赤紫色で目立ちますが、時間が経てば青色・黄色と変化します。
施術後1週間が経ち抜糸したら、翌日以降はメイクができるため気になる部分をコンシーラーなどでカバーできるでしょう。
二重切開法のダウンタイムは半年続く?
二重切開法のダウンタイムは、3〜4週間程度続くといわれています。
施術当日から1ヶ月経つまで、どのタイミングで症状が出て落ち着くのか解説します。
腫れのピークは施術から数日程度
二重切開法の施術から2〜3日程度で、腫れ・痛み・内出血などさまざまな症状がピークを迎えます。
強い腫れ・痛み・内出血が出ているうちは、安静に過ごすのが大切です。
周りにバレやすい状態なので、学校・仕事を休む人も一定数います。
ダウンタイムが落ち着くのは1〜2週間程度
施術から1週間程度経つと、ほとんどの症状が落ち着きます。
完全になじむわけではなく、強い腫れ・痛み・内出血が他者に気づかれなくなる程度です。
施術後1週間の時期に抜糸をしますが、抜糸が終わるまでは周囲にバレやすいので気をつけてください。
抜糸が終わると、メイク・入浴なども可能になります。
腫れぼったさは残りますが目もぱっちりと開きやすくなり、炎症もおさまります。
二重がある程度馴染むまでは1カ月程度
二重切開法では、ある程度馴染むまで1ヶ月程度かかります。
腫れ・痛み・内出血は1ヶ月程度で落ち着きますが、傷跡は残るでしょう。
傷跡が完全になくなるまで、長い人だと半年程度かかります。
大まかなダウンタイムは1ヶ月程度で落ち着きますが、二重切開法の影響が完全になくなるまでは半年程度かかる場合もあります。
個人差が大きいため、半年以内に腫れが引く人も多いです。
二重切開法のダウンタイムが長引く理由
二重切開法のダウンタイムが長引く理由について、くわしく解説します。
麻酔の量が多かった
ダウンタイムが長引いた場合、麻酔の量が多かった可能性があるでしょう。
麻酔の量が多いと施術中の痛みが軽減されますが、腫れは強くなります。
また麻酔時に身体の力が入ると、内出血しやすくなります。
二重切開法で腫れを抑えるためには、痛みを軽減できる最小限の麻酔量と、患者様のリラックスした状態が重要です。
H3二重の幅が広すぎた
二重の幅が広すぎたケースでは、腫れやすい傾向があります。
切開する幅が広く、深く施術するほど、出血量が増えて腫れが強くなります。
5ミリ程度の二重幅なら通常の腫れになりますが、10ミリ前後まで広げるとより長い期間腫れるでしょう。
理想のデザインになる分、ダウンタイムも長引く可能性がある点に注意してください。
技術力の低い医師が施術した
技術力の低い医師が施術すると、余分に切開して腫れが長引くケースが見られます。
実績があるハイスキルな医師であれば、最適な幅・深さ・長さにしてくれるでしょう。
医師の技術力は、実績数や症例写真の仕上がりでチェックできます。
公式サイトやカウンセリングを見て、自分好みの仕上がりにしてくれる医師を探してみましょう。
二重切開法のダウンタイムを減らす方法
二重切開法のダウンタイムを減らすためには、できる限り穏やかに過ごすのが重要です。
ダウンタイムを早く終わらせるコツを紹介するので、覚えておいてください。
患部を冷やす
二重切開法の施術後は、2〜3日まぶたを冷やすようにしましょう。
冷やすと血管が収縮し出血が抑えられるため、腫れ・痛み・内出血などが起きにくくなります。
氷水やタオルに包んだ保冷剤を1回5分程度、目元に当てるようにしましょう。
凍傷を防ぐためにも保冷剤は直接当てず、必ずタオルなどに包んでください。
血流を促さない
血流を促さないようにすると、二重切開法でのダウンタイムを減らせます。
血の巡りがよくなると腫れ・内出血が悪化するため、人によっては症状が長引く可能性があります。
血流が良くなる入浴・飲酒・運動などは、最低でも1週間は控えてください。
湯舟には浸からず、シャワー浴で済ませるとよいでしょう。
また目元に血液が集まっても、ダウンタイムは長くなります。
日中は椅子に座り、寝るときは心臓より頭を高くすることで、患部への血液集中を防げます。
まぶたへの刺激を減らす
ダウンタイム中は身体のダメージを癒す期間なので、まぶたへの刺激を減らしましょう。
まぶたを必要以上に触ったり擦ったりすると、傷口が治らずダウンタイムが長引きます。
洗顔・メイク時は擦らないように、かゆくなってもまぶたを触らないように気をつけてください。
アリエル美容クリニック郡山院の二重切開法はダウンタイムを最小限に抑えます
アリエル美容クリニック郡山院では、二重切開法のダウンタイムを最小限に抑える工夫をしています。
経験豊富な院長が施術するため、患者様の状況に合わせた最適な幅・深さに切開できます。
麻酔時は極細針を使用し、解剖学に則った注入方法を行うことで、最小限のダウンタイムを実現可能です。
患者様が納得できるまで何度でも二重ラインをシミュレーションできるため、仕上がりに満足できるでしょう。
ダウンタイムを抑えたい人や希望のデザインを叶えられるか知りたい人は、ぜひ当院の無料カウンセリングでご相談ください。
二重切開法のダウンタイムを半年以下にするなら施術後の過ごし方に注意しよう
二重切開法のダウンタイムは1ヶ月程度である程度目立たなくなりますが、完全に影響がなくなるまで半年程度はかかる場合もあります。
長引く原因は、麻酔量や二重幅、医師の技術などです。
ダウンタイムをなるべく早く終わらせたい場合は、患部を冷やしたり入浴・運動・飲酒などを控えたりするようにしましょう。
これから二重切開法を受ける人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
アリエル美容クリニック郡山院では、ダウンタイムを最小限に抑えて二重切開を行っています。
ダウンタイム症状や期間、おすすめの過ごし方についても丁寧に説明し、不安を払拭したうえで施術を実施するため、ぜひ1度ご来院ください。