小陰唇縮小術の後は出血する？出血を悪化させる行動も解説
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
小陰唇縮小術を検討しているものの、術後の出血などのダウンタイムが不安で踏み切れないという人は少なくありません。
デリケートな部分であるだけに、どの程度出血するのかなど、詳しいことがわからないと不安になるのは自然なことです。
本記事では、小陰唇縮小術後の出血について解説します。
参考にして、術後の過ごし方をイメージする助けにしてください。
小陰唇縮小術とは？
小陰唇縮小術とは、名称通り小陰唇を切除してサイズダウンし、さまざまな効果を期待する美容医療です。
小陰唇は過度に肥大化していると、かゆみやにおいの原因になったり、下着に擦れて炎症を起こしたりといったデメリットを引き起こします。
しかし小陰唇縮小術で小さくすることで、きれいな形かつ、生活に支障のないサイズに整えられます。
小陰唇縮小術後の出血について
小陰唇縮小術後は、患部から一時的に出血します。
個人差がありますが、期間としては1週間程度で治まるのが一般的です。
出血量は少なめで、少し滲むように出血するため、生理用ナプキンで対応しましょう。
特別なものを購入する必要はなく、市販の一般的なナプキンで構いません。
小陰唇は血行が良いため出血しやすいですが、一方で傷の治りが早い箇所でもあるため、焦らず待つのがポイントです。
出血以外のダウンタイムの症状
出血以外のダウンタイムの症状は、主に以下の通りです。
- 傷・痛み
- 腫れ
正確には赤みなどの症状も数日間出ますが、デリケートゾーンは基本的に人から見える部位ではないため、皮膚の色味の変化はあまり気にならない人が多いです。
傷・痛み
小陰唇縮小術は切除を伴うため、傷ができます。
痛みは数日間続き、施術翌日がピークです。
そこから日を追うごとに痛みは和らいでいき、数日で治まってきます。
傷跡そのものは完全に落ち着くまで1ヶ月ほどかかりますが、小陰唇縮小術は元々傷跡が目立ちにくい施術であるため、気にならないという人がほとんどです。
なお、当クリニックでは抜糸ありの方法と抜糸なしの方法があります。
どちらのプランが適しているかは診察次第になりますので、是非お気軽にご相談ください。
腫れ
小陰唇縮小術後は、一時的に腫れも出ます。
期間は一般的に1～2週間くらいです。
腫れが出ている間は違和感を覚えるものですが、時間が経過すると腫れは引いていくため、あまり気にしすぎないようにしましょう。
小陰唇は血行が良いため比較的腫れやすい部位ですが、治りが良いため腫れが引くのも早いです。
小陰唇縮小術後に出血を悪化させない方法
小陰唇縮小術後に出血を悪化させない方法は、以下の通りです。
- 飲酒・激しい運動・サウナなど血行を促進する行動を控える
- 自転車の利用を控える
- 患部を強く刺激しないよう注意する
クリニックからも説明がありますが、事前に知識を得ておくことで、説明の内容がスムーズに掴めます。
また、「この行動は大丈夫？」などの疑問がある場合は、医師に質問しておきましょう。
飲酒・激しい運動・サウナなど血行を促進する行動をとらない
施術直後は、飲酒・激しい運動・サウナなど、血行を促進する行動を控えましょう。
血流が良くなると毛細血管が拡張し、出血がより酷くなってしまいます。
期間にして1～2週間は控えるのがおすすめです。
2週間を過ぎた後も、いきなり施術前のように行動するのではなく、徐々に様子を見ながら行動を戻していくのが無難です。
自転車の利用を控える
自転車を常用している人も、施術後しばらくは、なるべく自転車を使わないようにしましょう。
自転車はデリケートゾーンを強く押さえつけるような力がかかるため、傷に負担がかかり出血しやすくなります。
クリニックに相談して、いつから自転車に乗れるのか聞いておき、許可が出るまでは使用を控えてください。
患部を強く刺激しないよう注意する
患部を強く刺激しないよう注意するのも、重要なことです。
気になるからと言って触ってしまう人もいますが、傷にとっては逆効果であり、余計に出血を促進してしまいます。
気になるのも無理はありませんが、そっとしておきましょう。
入浴などの際も、清潔を保てるように泡立てたボディーソープなどで優しくあらい、しっかりとシャワーで洗い流すようにしてください。
小陰唇縮小術後の出血についてよくある質問
小陰唇縮小術後の出血についてよくある質問を、以下にまとめました。
- 患部はどのように清潔な状態を保てば良いですか？
- 小陰唇縮小術後の出血はいつ落ち着きますか？
- 出血がいつまでも止まらない場合はどうすれば良いですか？
他にも不安点があれば、カウンセリング時に遠慮なく相談してください。
患部はどのように清潔な状態を保てば良いですか？
患部を清潔に保つ方法ですが、小陰唇縮小術後は衛生状態だけでなく、傷の様子にも注意しなければなりません。
入浴などの際も、清潔を保てるように泡立てたボディーソープなどで優しくあらい、しっかりとシャワーで洗い流すようにしてください。
優しく洗って清潔な状態を保ちましょう。
小陰唇縮小術後の出血はいつ落ち着きますか？
小陰唇縮小術後の出血は、1週間経過するまでに落ち着く場合がほとんどです。
ただし、出血が止まった直後は傷口がまだ塞ぎきっておらず、出血しやすい状態のままです。
出血が止まったからといって強い刺激などを加えると、再度出血してしまうケースもあるため、注意してください。
早く出血を止めたい時こそ、むやみに触らないことが大切です。
出血がいつまでも止まらない場合はどうすれば良いですか？
2週間ほど経過しても出血が止まらない場合は、クリニックに再度診てもらってください。
無理に我慢していると、異変を見逃してしまう可能性があります。
「何でもなかったら恥ずかしい」と遠慮してしまう人もいますが、必ずクリニックを受診しましょう。
アリエル美容クリニック郡山院で安心の小陰唇縮小術をお受けください
小陰唇に関するお悩みをお持ちの方は、アリエル美容クリニック郡山院で、安心の小陰唇縮小術をお受けください。
当クリニックでは、施術の負担を最小限に抑え、ダウンタイムも長くならないよう配慮しています。
そのため、出血も比較的少量かつ早めの治癒が期待できます。
【まとめ】小陰唇縮小術後は一時的に多少の出血を伴う
小陰唇縮小術後は、一時的に多少の出血を伴うメニューです。
どんなに腕の良い医師でも、出血を0にすることはできません。
しかし、きちんとケアをして体を休めれば、出血は止まり傷も問題なく治ります。
あまり怖がり過ぎず、まずはカウンセリングで施術に関する理解を深めましょう。
アリエル美容クリニック郡山院では、小陰唇縮小手術を始めとする婦人科形成手術を実施しています。
女医が担当するため、男性に見られることに抵抗がある人でも安心して手術を受けられます。
女性器に関するお悩みがある方は、ぜひご来院ください。