小陰唇(ビラビラ)が片方だけ大きい原因は?予防法や治療法について解説!
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「小陰唇(ビラビラ)の大きさが左右で違う」「恥ずかしくて誰にも相談できない」などの悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
こういった悩みがあると、日常生活では支障がないけど自分で見たときの嫌悪感やパートナーとの関係に不安を感じてしまうこともあるでしょう。
本記事では、小陰唇(ビラビラ)の左右差が気になる方にけて、左右差がある原因やよくあるトラブルについてわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
小陰唇(ビラビラ)とは
小陰唇の大きさや形状には個人差があり、多様なバリエーションが存在します。
これは自然なこととされ、健康上の問題を引き起こすわけではありません。
小陰唇は陰道を保護し、性感に関わる重要な部位です。
小陰唇の構造と役割
小陰唇は大陰唇の内側に位置し、敏感な神経が集まる繊細な組織です。
その役割として、陰道を外部からの刺激や感染から守り、健康を維持することが挙げられます。
小陰唇の平均的な形と大きさ
小陰唇のサイズや色には大きな個人差があります。
平均的なサイズや色は存在せず、どの形状や色も正常範囲内とされています。
ホルモンバランスや遺伝的要因が影響するため、特に心配する必要はありません。
小陰唇(ビラビラ)が片方だけ大きい原因
小陰唇(ビラビラ)が片方だけ大きい原因として、大きく分けて2つのことが考えられます。
- 先天的なもの
- ホルモンバランスの変化による肥大化
以下を参考に、いつ気になり始めたのかを考えてみましょう。
先天的な要因
小陰唇(ビラビラ)の左右差がある要因として、生まれつき左右差があるということが最初に考えられます。
幼い頃には気になっていなかった部分が年齢を重ね成長することで、気になり始めるというケースがあります。
気になり始めたら余計気になってしまうという方は、クリニックで気軽に受けられる無料カウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。
ホルモンバランスの変化による肥大化
小陰唇(ビラビラ)は、ホルモンバランスの変化が原因で肥大化することがあります。
左右両方が肥大化することもはありますが、片方だけ肥大化することもあります。
ホルモンバランスは、思春期や妊娠出産の時期、月経のときに変化しやすく、避けて通ることができないのが現状です。
左右差は珍しいことではない
「びらびらが左右差がある」という悩みを持つ方は、他人と比較せず、自分の身体を受け入れることが大切です。
小陰唇の大きさや形状は個人差があり、生まれつきのものであるため、医学的には正常な範囲であることがほとんどです。
多くの女性が同じ悩みを抱えており、そのことを知るだけでも安心感が得られるでしょう。
また、悩みを抱えたままでは、精神的なストレスが増し、日常生活にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、過度に気にしすぎることなく、自分の身体を理解し、受け入れることが重要です。
もし不安が強い場合は、専門医に相談することで、さらに安心感を得ることができます。
小陰唇(ビラビラ)の左右差によって起こるトラブル
小陰唇(ビラビラ)の左右差があることで、いくつかのトラブルが起こる可能性があります。
- 排尿困難や痛み
- 日常生活での不快感や違和感
- 清潔を保ちにくくなり、臭いの原因に
- パートナーとの関係に消極的になる
- 見た目が気になりコンプレックスになる
左右差が気になるだけという方も、今後トラブルが起こる可能性があるのでしっかりと確認しておきましょう。
排尿困難や痛み
小陰唇(ビラビラ)はもともと、膣口などの器官を保護するためにあります。
尿の出口を覆うようにあるので、左右差が大きいと排尿時に飛び散ったり、横向きに飛んでしまうことがあります。
小陰唇(ビラビラ)の左右差をなくす、または形を整えることで飛び散り等のトラブルを低減・解消することができます。
日常生活での不快感や違和感
左右差がある場合とない場合では、下着や生理用ナプキンとの触れ方にも違いがでてきます。
自転車に乗ったりピッタリとしたボトムスを履くと小陰唇(ビラビラ)が挟まったような間隔がある方がいるではないでしょうか。
日常生活の不快感がある場合、さらなる肥大化や腫れ・黒ずみが起きるリスクがあります。
そういったトラブルを未然に防ぐために、早めに行動しておくことが大切です。
清潔を保ちにくくなり、臭いの原因に
小陰唇(ビラビラ)の左右差が大きいと、排尿時にきれいに拭き取れなかったり、入浴時に洗い残しが起こってしまう場合があります。
普段下着を着用していると、デリケートゾーンが蒸れやすくなります。
女性器を清潔に保ちにくくなることで、雑菌が繁殖したり気になる臭いが発生してしまいます。
入念に洗えば問題ないかもしれませんが、その場合、小陰唇(ビラビラ)への刺激が問題になってきます。
パートナーとの関係に消極的になる
自身の小陰唇(ビラビラ)の左右差がコンプレックスであったり、左右差をパートナーから指摘を受けることもあるでしょう。
また、性行為の際に痛みを感じるなどの悩みも多く、それによってパートナーに対して消極的になってしまうことがあります。
こういったことが原因でパートナーと息が合わず、関係に亀裂が入ってしまうことも少なくはありません。
見た目が気になりコンプレックスになる
小陰唇(しょういんしん)の見た目に対するコンプレックスに関するは、特に外見や体の自己意識が高まることで起こりやすい問題の一つです。そのため、他人と比較して不安や不満を抱くこともあります。
コンプレックスすに感じていると、自分の自己肯定感を下げてしまう原因にもなります。
小陰唇(ビラビラ)の左右差を予防・悪化させない方法
小陰唇(ビラビラ)の左右差が気になる方、気になり始めた方はこれ以上左右差が大きくならないように対処しておきましょう。
- ホルモンバランスを整える
- 適切な衛生管理を心がける
- 下着の選び方に気をつける
大きく肥大化してしまった小陰唇(ビラビラ)が自然にもとに戻ることはありません。
手術での改善方法が気になったらカウンセリングで話だけ聴いてみるのもいいでしょう。
ホルモンバランスを整える
前述したとおり、小陰唇(ビラビラ)が肥大化する要因としてホルモンバランスの変化が挙げられます。
ホルモンバランスは女性の身体の周期や成長によって変化するものですが、日常生活や食生活を意識することで整えることができます。
睡眠時間をしっかりと確保することやたんぱく質やビタミン、炭水化物などをバランス良く摂ることがホルモンバランスの安定化に効果的です。
適切な衛生管理を心がける
小陰唇の肥大を悪化させないためには、衛生面のケアが重要です。外陰部はデリケートな部分であり、適切なケアを行うことでトラブルを未然に防ぐことができます。
まず、デリケートゾーン専用の洗浄剤を使い、優しく洗浄することが推奨されます。
一般的なボディソープは刺激が強すぎる場合があり、かえって皮膚を傷つけることがあります。
また、洗浄後はしっかり乾燥させることも大切です。
湿ったまま放置すると菌の繁殖を招き、感染症のリスクが高まる可能性があります。
さらに、過度に摩擦を加えないことも重要です。
デリケートゾーンを強くこすったり、タオルでゴシゴシ拭いたりすると、皮膚が傷つき、炎症を引き起こす原因となります。
優しくケアすることを心がけると良いでしょう。
下着の選び方に気をつける
外陰部の健康を保つためには、下着選びにも気を配る必要があります。
特に、綿などの天然素材の下着を選ぶことが推奨されます。
合成繊維の下着は、通気性が悪く、汗や湿気がこもりやすいことがあり、外陰部が蒸れやすくなることがあります。
これにより、皮膚トラブルの原因となることがありますが、綿素材の下着は通気性が良く、肌に優しいため、デリケートゾーンの環境を整えるのに適しています。
また、締め付けの強い下着やガードルは、血行を妨げる可能性があり、小陰唇の肥大を悪化させる要因となることがあります。
ゆったりとしたサイズの下着を選び、デリケートゾーンに負担をかけないようにすることが大切です。
適切な下着選びによって、外陰部の健康を保ち、悩みの悪化を防ぐことができるでしょう。
小陰唇(ビラビラ)の左右差を解消する治療法
小陰唇(ビラビラ)の左右差を解消する治療法を紹介します。
紹介する治療法を確認してあなたに合った治療法を選択していきましょう。
小陰唇縮小手術とは
小陰唇縮小手術は、女性の外陰部にある小陰唇のサイズや形を整えるための美容外科手術です。
小陰唇は、個人差によってサイズや形状が異なりますが、一部の人は大きさや左右の非対称性などに対して複雑さを感じることがありますが、術によってバランスの取れた見た目を実現できる可能性高いです。
手術を検討する場合は、美容外科医と十分に相談し、リスクや期待される効果について理解することが重要です。
小陰唇縮小手術の適応となる方
「びらびらが大きい」と感じる悩みが深刻な場合、小陰唇縮小手術を検討することも一つの方法です。
この手術は、美容外科や婦人科で行われ、小陰唇の大きさや形状を整えることができます。
日常生活に支障をきたすほどの不快感や精神的なストレスが続く場合、手術を検討する価値があります。
手術を検討する際には、信頼できる医師と十分に相談し、リスクやメリットを理解した上で決断することが大切です。
生活の質を向上させるためにも、しっかりと情報を集め、自分に合った方法を見つけましょう。
小陰唇縮小手術のメリットとデメリット
小陰唇縮小手術には、見た目や物理的な不快感を改善する多くのメリットがありますが、手術によるリスクやダウンタイム、結果が予想と異なる可能性といった治療もあります。
ポイントをしっかりと見据え、経験豊富な医師とよく相談することが重要です
小陰唇縮小手術の術後ケアと注意点
術後のケアでは、清潔を保つこと、痛みや腫れの管理、無理をしないことがポイントです。
正しいケアと医師の指示に従うことで、手術の成功率が高まり、回復がスムーズに進みます。また、異常を感じた場合は早めに医師に相談することが大切です。
小陰唇(ビラビラ)の悩みを解決するためのクリニック選び
小陰唇(ビラビラ)の悩みを解決するためのクリニック選びを紹介します。
紹介する内容を確認して、クリニックを選ぶ参考にしてください。
経験豊富な医師が在籍しているか
実績豊富なクリニックを選ぶことが大切です。
小陰唇縮小手術はデリケートな手術のため、専門的な知識と経験が豊富な医師を選ぶことで、リスクを最小限に抑え、満足のいく結果を得やすくなります。
カウンセリングが丁寧で相談しやすいか
事前のカウンセリングで、医師がしっかりと説明してくれるかを確認することが重要です。手術の内容、リスク、予後のケアについて十分に説明があるか、また、患者の疑問や不安に丁寧に対応してくれるかが判断材料です。
また、カウンセリング時に、自分の希望や悩みを率直に伝えることが大切です。医師がその希望に合った手術プランを提供できるかどうか確認しましょう。
アフターケアが充実しているか
手術後の経過観察やフォローアップが充実しているクリニックを選びましょう。術後のケアがしっかり行われることが、回復の早さやリスク軽減に直結します。
術後に問題が発生した場合、すぐに対応してくれるかどうかも確認するポイントです。
小陰唇縮小手術はアリエル美容クリニック郡山院がおすすめ!
アリエル美容クリニック郡山院は、繊細でハイレベルな技術を持った医師が手術を担当してくれます。
まずは気軽に相談してみるのもおすすめです。
相談しやすいクリニック
アリエル美容クリニック郡山院は、周りに相談しにくいデリケートな内容でも相談しやすいクリニックです。
同院では、患者のプライバシーの保護前提とした完全個室で女性のカウンセラーや医師に相談できます。
様々な美容の知識に精通したスタッフが在籍しているので、聞きづらいことやわからないことは気軽に相談できるのが魅力的です。
まとめ:小陰唇(ビラビラ)の左右差は自然なもの。悩みがある場合は専門家に相談を。
小陰唇縮小手術は、単に小陰唇(ビラビラ)の左右差だけではなく、全体的な形や色を整えることもできる美容整形です。
また、女性器に関わるトラブルの低減・解消にも効果的です。
左右差があることはおかしなことではありませんが、どうしても気になったり左右差が大きいという場合にはクリニックで相談してみることをおすすめします。
小陰唇の大きさや左右差で悩まれている方は意外にもたくさんいらっしゃいます。
小陰唇の大きさ・左右差は美容クリニックで手軽に整えることが可能です。
アリエル美容クリニック郡山院は、十分に時間を確保したカウンセリングによって、どんな細かな悩みや相談でもお聞きしています。
恥ずかしくて相談しにくいことでも完全個室で少しでも話しやすいよう配慮が行き届いているので、この機会にぜひご相談ください。