クマ取りのデメリットは?メリット・デメリットを比較してくわしく解説!
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
お疲れ顔や不健康な印象を与えてしまう目の下のクマ。
クマが改善されるだけで、明るい印象へとガラッと変わります。
意外と目の下のクマを気にしている人も多く、ここ最近でクマ取り治療が注目されつつあります。
クマ取り治療を考えているものの、デメリットが気になって治療に踏み出せないかたもいるのではないでしょうか。
本記事では、クマ取りのデメリットをメインに、デメリットの解消方法などと一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
クマの種類と原因
一言にクマ取りといっても、クマ取りには2種類の治療方法があり、クマ取り治療によって改善することができるクマの種類も限定されています。
そのため、自身のクマの種類を知り、それに対応したデメリットを把握する必要があります。
本記事をきっかけに自身のクマについてはよく知り、適切な治療を選べるようにしましょう。
黒クマ・赤クマ(たるみ、脂肪)
黒クマは、上記の青クマ、茶クマとは違って影によってクマが生まれる状態を指します。
目の下の筋力が低下し、皮膚がたるむことで黒クマが生じます。
加齢や極度な目への負担が原因で、年々黒クマに悩む方が増えています。
鏡の前で顔を上向けたときにクマが薄くなる、もしくはクマが消える場合は黒クマである可能性が高いです。
青クマ(血行不良)
青クマは、目の下の血行が悪くなり、毛細血管が透けて見えている状態を指します。
運動不足や食生活の乱れや水分不足、喫煙などが原因となって青クマが生じます。
近年では、スマホやパソコンの画面を長時間見て目を酷使することが原因で生じる方も多くいます。
指で目の下をひっぱたときにクマの色が薄くなった場合、青クマの可能性が高いです。
茶クマ(色素沈着)
茶クマは、青クマとは違い、皮膚への色素沈着によって茶色くくすんで見える状態を指します。
強くこするクレンジングなどの目周りへの刺激が原因で色素沈着を起こします。
メラニン色素によるクマなので、メラニン色素が蓄積し、クマが進行してしまう恐れがあります。
指で目の下をひっぱったときにクマが一緒に移動した場合、茶クマである可能性が高いです。
クマ取り治療の主な種類
クマ取り治療には、さまざまな方法があります。各治療法の特徴を理解し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術は、目の下の脂肪を除去する手術で、特に黒クマに効果的です。術後のダウンタイムやケアが必要なため、信頼できる医師を選ぶことが重要です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、青クマや黒クマに効果的で、即効性が期待できます。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどありません。ただし、効果は一時的で定期的な施術が必要です。
下眼瞼たるみ取り
下眼瞼たるみ取りは、目の下のたるみを改善する手術です。たるみを取り除くことで、クマが目立たなくなります。術後のケアが必要で、持続性が高いのが特徴です。
ピコレーザートーニング
ピコレーザートーニングは、レーザーでメラニン色素を分解し、茶クマに効果的です。ダウンタイムがほとんどなく、日常生活に支障が出ません。
脂肪注入
脂肪注入は、自分の体から採取した脂肪を目の下に注入する方法です。自然な仕上がりが期待でき、アレルギーのリスクが低いのが特徴です。個人差があり、再注入が必要な場合もあります。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は、脂肪を移動させてクマを改善する手術です。ダウンタイムが短く、自然な仕上がりが得られます。
各治療法のメリット
クマ取り治療には、それぞれ異なるメリットがあります。自分に合った治療法を選ぶために、各治療法の特徴を理解しましょう。
キズ跡が目立ちにくい
裏ハムラ法や脂肪注入は、目立たない部分に施術を行うため、術後のキズ跡が気になりにくいです。
ダウンタイムが比較的短い
ヒアルロン酸注入やピコレーザートーニングは、ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐに日常生活に戻れます。
半永久的な効果
下眼瞼脱脂術や裏ハムラ法は、効果が半永久的に続くことが多く、長期間の改善が期待できます。
たるみ改善効果
クマ取り治療の一部には、目元のたるみを改善する効果があります。
下眼瞼たるみ取りや裏ハムラ法は、余分な皮膚や脂肪を除去して目元をすっきりさせ、若々しい印象を取り戻します。これにより、見た目の印象が向上し、自信が持てるようになるでしょう。
短時間施術
ヒアルロン酸注入やピコレーザートーニングは、1回の施術が約30分から1時間程度で完了するため、忙しい日常生活の中でも取り入れやすいです。
短時間で施術が完了し、ダウンタイムも比較的短いため、すぐに日常生活に戻れるのが魅力です。
クマ取り治療のデメリットとリスク
クマは、身体的な要因と環境的な要因の2種類に分かれます。
ここでは、身体的な要因によるクマ取りのデメリットは「青クマ・茶クマ」、環境的な要因によるデメリットを「黒クマ」というように2つに分けて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ダウンタイムの存在
クマ取り手術後のダウンタイムは、手術方法や個人の体質によって異なりますが、基本的に1〜2週間程度で腫れや内出血が収まります。
術後のケアをしっかり行い、医師の指示に従って生活することで、ダウンタイムを短縮し、スムーズに回復できます。
小じわ発生のリスク
クマ取り治療は、目の下のクマの原因となるたるみを改善することで、目の下の脂肪を除去します。
脂肪を除去したところで、皮膚が余ってしまい、小じわが発生するリスクがあります。
小じわは乾燥することでできやすいため、施術直後の乾燥しているまぶたはしっかりと意識的に保湿する必要もあります。
クマ取り治療はいくつか種類があり、小じわができにくい治療方法もあるため、小じわを対策したい方は治療方法に着目してみるのもいいでしょう。
左右差の可能性
クマ取り手術後に左右差が生じることは、一定の確率で起こり得ますが、腫れや内出血が原因の場合は時間とともに自然に改善することが多いです。
もし左右差が大きく気になる場合は、まずは経過を観察し、その後必要に応じて修正手術やヒアルロン酸注入などの調整方法を検討することが有効です。信頼できる医師に相談し、適切なケアと対応を行うことで、最良の結果を得ることが可能です。
痛み・腫れ・内出血
クマ取り治療は、内出血や腫れ、痛みなどのダウンタイムがあります。
特に施術後の内出血は気にする方が多いのではないでしょうか。
ダウンタイムの症状は1〜2週間程度で落ち着き、3週間後にはほとんどなくなることがほとんどです。
強い痛みを感じる場合は、クリニックから処方される痛み止めや市販の痛みを服用するのもいいでしょう。
医師の技術による結果の差
クマ取り治療は、手術する医師の技術力によって仕上がりの差の振れ幅が広いというデメリットがあります。
医師の技術レベルを見極めるためには、クリニックや医師の評判、症例写真や経過写真をしっかりと見て、医師の治療の実績や対応の評価を確認しておくことが大切です。
期待した効果が得られない可能性
くま取り手術で期待した効果が得られないことは、手術の方法や個々の体質、クマの原因によって発生することがあります。
術後の経過を見守りつつ、効果が不十分な場合には、医師に相談して修正手術や他の治療法を検討することが重要です。最初の手術前に、現実的な期待を持つことも成功のポイントとなります。
治療法別のデメリット詳細
クマ取り治療には多くの方法があり、それぞれにデメリットがあります。
これを理解することで、施術後のリスクを最小限に抑え、理想的な結果を得るための判断材料となります。以下で、各治療法の具体的なデメリットを解説します。
下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術は効果が高いですが、術後に腫れや内出血が長引くことがあり、小じわが増えるリスクもあります。信頼できる医師の元で行い、術後のケアをしっかり守ることが重要です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は手軽で効果的ですが、一時的であり定期的なメンテナンスが必要です。施術者の技術が求められるため、経験豊富な医師に施術を依頼することが大切です。
下眼瞼たるみ取り
下眼瞼たるみ取りは、たるんだ皮膚を切除することで、長期的な効果が期待できますが、術後に腫れや内出血が生じることがあります。スケジュールに余裕を持って計画を立てることが重要です。
ピコレーザートーニング
ピコレーザートーニングは色素沈着が原因のクマに効果的ですが、複数回の施術が必要となることが多いです。施術後の肌ケアも必要となるため、持続的なケアが求められます。
脂肪注入
脂肪注入は自然な仕上がりが期待できますが、注入した脂肪が定着しないリスクや、腫れが長引くことがあります。ドナー部位から脂肪を採取するため、他の治療法に比べて負担が大きくなります。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は長期的な効果が期待できますが、術後に腫れや内出血が生じることがあり、回復には時間がかかります。リスクやダウンタイムを理解し、医師と相談して決定することが求められます。
クマ取り治療の注意点
クマ取り治療を受ける際には、慎重に治療法を選ぶことが大切です。 治療法によって効果やリスクが異なるため、クマの原因に合った治療法を選ぶことが必要です。
適切な治療法の選択
クマ取り治療にはさまざまな方法がありますが、どの治療法が最適かはクマの種類や原因によります。
例えば、脂肪が原因の黒クマには下眼瞼脱脂術が効果的です。 一方、色素沈着が原因の茶クマにはレーザー治療が推奨されます。 クマの原因を正確に診断し、適切な治療法を選ぶことで、リスクを最小限に抑えられます。
信頼できる医師・クリニックの重要性
クマ取り治療の成功には、信頼できる医師やクリニックを選ぶことが重要です。
経験豊富な医師は、最適な治療法を提案し、副作用やリスクを最小限に抑える施術を行います。 信頼できるクリニックでは、アフターケアも充実しているため、術後のトラブルが発生した場合でも安心です。
術後のケアと経過観察
クマ取り治療の成功は、術後のケアと経過観察に大きく依存します。
特に脱脂術やヒアルロン酸注入後は、腫れや内出血が発生するため、適切なケアが必要です。 術後の経過観察も重要で、医師の指導に従い、定期的にチェックを受けることで、トラブルを早期に発見し対処できます。
自然な仕上がりへの期待管理
治療後の効果には個人差があり、すべての人が理想的な結果を得られるわけではありません。
医師とのカウンセリングで現実的な期待値を設定し、自分にとって最適な結果を得るためのアプローチを考えることが大切です。
よくある質問と回答
クマ取り治療については、多くの疑問や不安があります。 ここでは、よくある質問に対する回答を提供します。
自力でクマを改善できるか
軽度のクマであれば、生活習慣の改善やスキンケアで対処できる場合もあります。
例えば、十分な睡眠や適切な保湿が効果的です。 ただし、根本的な解決には専門的な治療が必要なケースが多いので、医師に相談することが推奨されます。
ダウンタイム中の過ごし方
ダウンタイム中は無理をせず安静に過ごすことが基本です。
施術後1〜2日は腫れや内出血が出やすいため、外出を控え、患部に負担をかけないよう注意しましょう。 医師の指示に従い、冷却や保湿ケアを行うことが重要です。
治療の持続期間
クマ取り治療の効果は治療法によって異なります。
半永久的な効果が期待できるものもあれば、定期的なメンテナンスが必要なものもあります。 例えば、ヒアルロン酸注入は数ヶ月から1年程度の効果が一般的です。
再治療の必要性
治療後に再びクマが気になる場合、再治療が必要になることがあります。 加齢や生活習慣の変化によって新たにクマが発生する可能性があるため、定期的なメンテナンスが推奨されます。 再治療のタイミングや方法については、医師と相談して決めるのが良いでしょう。
クマ取り治療はアリエル美容クリニック 郡山院がおすすめ!
アリエル美容クリニック 郡山院は、皮膚への負担を抑えたクマ取り治療を行っています。
目周りの美容整形に注力しているので、目の下のたるみが気になる方や、クマが気になってきた方にはピッタリのクリニックです。
また、郡山院は駅から徒歩1分と、アクセス抜群な立地にあり、通いやすいのも魅力的です。
まとめ
クマ取り治療は、美容整形のなかでもダウンタイムが短く、複数回に渡って治療を受け続ける必要もありません。
また、若いうちから治療を受けることで皮膚の緩みを予防することができます。
医師の技術や看護師の対応の評価が高いクリニックを選ぶことで、より理想に近い仕上がりでデメリットを抑えてクマ取りをすることができるかもしれません。
まずは、クリニックの無料カウンセリングなど受けてみてはいかがでしょうか。