糸リフトによる内出血の程度は?ダウンタイムを抑える方法を解説!
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
リフトアップを期待できる美容医療には、様々なものがあげられます。
そのなかでも糸リフトは、リフトアップに加えて美肌効果も期待できる施術です。
しかし、糸リフトは術後に内出血が生じると耳にし、不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、糸リフトによって生じる内出血などの副作用やリスクについて詳しく解説します。
ダウンタイムの症状を抑える方法も紹介しているので、糸リフトを検討している方はぜひ参考にしてください。
糸リフトの副作用やリスクについて
糸リフトは、メスを使用しないため、切開リフトなどに比べると副作用やリスクが少ない傾向にあります。
比較的身体への負担が軽い施術ではありますが、2週間~4週間程度、下記のような症状が伴います。
- 内出血
- 痛み
- 腫れやむくみ
- 傷跡
- 肌の凹凸や違和感
- 感染症
ここからは、糸リフトによる副作用やリスクの症状や期間について詳しく解説していきます。
内出血
糸を挿入した周辺に内出血が生じる可能性があります。
特に糸の先端や頬などは内出血が出やすいです。一般的に長くても2週間程度で治まることがほとんどです。
内出血は、赤から紫、黄色と治っていくまでに色の変化がみられます。
なお内出血は、ファンデーションやコンシーラーで隠せる程度の症状です。
そのため、ダウンタイムのために休暇を取れない方でも受けやすい傾向があります。
痛み
術後は、麻酔が効いており、徐々に痛みが生じます。
しかし、耐えられないほどの痛みではなく、口を開けたり、食べ物を噛んだりした際に痛みが生じるケースが多いです。
痛みの症状は、3日〜1ヶ月程度で治まることがほとんどです。
クリニックによっては、痛み止めを処方してもらえます。
当院では、痛みが生じた際に服用できるよう、ロキソニンを処方しております。
腫れやむくみ
糸リフトを受けた直後は、腫れやむくみが生じる可能性があります。
腫れといっても、顔がパンパンになるわけではなく、軽いむくみ程度の症状です。
基本的に1週間程度で治まることがほとんどのため、様子をみましょう。
傷跡
糸リフトは、美容鍼の要領で糸を皮下組織に挿入します。
そのため、大きな傷跡や瘢痕が残ることはありませんが、針を挿入した部位に小さな点状の傷跡が生じる恐れがあります。
傷跡が治る際に、かさぶたができ、徐々に目立たなくなります。
ただし、針はこめかみや生え際など目立たない部分から挿入するため、周囲に気づかれることはほとんどありません。
傷跡の症状が気になる方は、カウンセリングの際に症例写真などを見せてもらうのがよいでしょう。
肌の凹凸や違和感
糸リフトは、皮下組織を物理的に引き上げるため、肌に凹凸やひきつれなどの違和感を抱く可能性があります。
基本的に糸が皮下組織になじむことで治まることがほとんどです。
そのため、術後2週間~4週間程度は、様子をみることをおすすめします。
肌の凹凸は、ヒアルロン酸を注入して滑らかに仕上げるケースもあります。
万が一、1ヶ月以上経過しても症状が改善されない場合は、クリニックに相談しましょう。
感染症
稀ではありますが、感染症を起こすケースもあります。
感染を起こすと糸を挿入している部分に発赤・熱感などが生じます。
症状が重篤な場合は、糸の抜去が必要になることも。
感染症は、溶ける糸よりも溶けない糸の方がリスクが高い傾向があります。
溶けない糸は、5〜10年後と術後から時間が経過してからも感染を起こす可能性があるため、これらのリスクを踏まえて施術を受けるか判断しましょう。
内出血などのダウンタイムを抑える方法
内出血や腫れなどは一時的な症状のため、時間経過とともに治まります。
さらに下記のポイントを抑えることで、腫れや内出血などの症状を押さえることが可能です。
- 血行が促進される行動は控える
- できるだけ患部に触れない
- 口を大きく開けない
より綺麗な仕上がりを目指すためにも、詳しく理解しておきましょう。
血行が促進される行動は控える
術後は、サウナや激しい運動、飲酒などの血行が促進される行動は控えましょう。
血流がよくなることで腫れや内出血が悪化する恐れがあるためです。
腫れや痛みなどが治まるまでは、できるだけ安静に過ごすことが大切です。
できるだけ患部に触れない
糸リフトを受けた後は、つい気になり、顔を触りたくなってしまうことも少なくありません。
特にマッサージをしてしまったり、強く指圧してしまったりすると糸の位置が動いてしまう可能性もあります。
そのため、術後はできるだけ患部に触らないようにしましょう。
口を大きく開けない
術後に口を大きく開けてしまうと、糸が外れてしまう恐れがあります。
糸が取れてしまうと思うような効果は期待できません。
また歯医者を受診する予定がある方は、糸リフトを受ける前に施術を受けるか、一定期間あけてから受診しましょう。
内出血や痛みが生じた場合の対処法
糸リフト後に、痛みや腫れが生じた場合は、患部を冷却するのがおすすめです。
保冷剤や氷を清潔なガーゼやタオルに包み、患部に当てましょう。
長時間冷やし続けたり、保冷剤を直接当てたりすると凍傷を起こす恐れがあるため、短時間で済ませることがポイントです。
また内出血が生じた場合は、ファンデーションやコンシーラーでカバーするのがおすすめです。内出血の状態に合わせたカラーのメイク用品を使うことで、より綺麗にカバーできます。
内出血を抑えて糸リフトを受けたい方はアリエル美容クリニック郡山院へ
内出血を抑えて糸リフトを受けたい方は、アリエル美容クリニック郡山院へお越しください。
当院では、痛みや内出血などを抑えながらも高い効果を実感いただける施術を提供しています。
ダウンタイムのために休暇を取れない方でも受けやすいよう、麻酔の入れ方などにも工夫を施しています。
さらに当院では、糸が溶けた後も効果が持続するように、糸の挿入方法にもこだわりをもっているのが特徴です。
解剖学的に糸を入れておきたい部分にしっかりと留置されるように施術を行います。
糸が溶けた後も、半永久的にたるみ予防効果を期待できます。
当院の糸リフトに興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
医師から効果やリスクなどについて詳しくお伝えします。
【まとめ】糸リフトによる内出血を抑えるには術後の過ごし方が大切!
糸リフトによる内出血は、体質などによっても異なりますが、長くても4週間程度で治まります。
基本的にファンデーションやコンシーラーなどで隠せる程度の症状のため、過度に心配する必要はありません。
また術後は、血行が促進される行動は控え、安静に過ごすことが重要なポイントです。
術後の過ごし方に配慮して、内出血を抑えましょう。
アリエル美容クリニック郡山院では、内出血を始めとする副作用を最小限に抑えて糸リフトを実施しています。
美容医療を受けたことのない方や、ダウンタイムに関する不安がある方もぜひお気軽にお越しください。
カウンセリングで詳しく説明をしたうえで施術を行います。