クマ取りの副作用とは?ダウンタイムの症状を抑える方法も紹介
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「クマ取りに副作用はある?」
「できる限りクマ取りの副作用を抑えたい」
美容整形には一定のリスクがあるため、少しでも安全に施術を受けたい人は少なくないでしょう。
実際に、クマ取りの施術後に過剰に腫れてしまったり、仕上がりに満足できなかったりするリスクが存在します。
本記事では、クマ取りで生じる可能性がある副作用・リスクを6つ解説します。
クマ取りの副作用を抑える方法もあわせて紹介するので、目元のコンプレックスを解消したい人はぜひ最後まで読んでみてください。
クマ取りとは?
クマ取りの治療として最も一般的なのが、脱脂と呼ばれる皮膚を切らない施術です。
まぶたの裏側を数ミリ切開し、目の下の脂肪「眼窩脂肪」を取り除きます。
眼窩脂肪の突出による影でできる黒クマに対して効果が期待できる治療法です。
原因である脂肪そのものを取り除くので、半永久的な効果を期待できます。
皮膚を切開しないため、傷跡が残らず身体への負担が少ないのも魅力です。
ダウンタイムは1週間程度で終わり、1ヶ月程度で完全になじみます。
クマ取りによって生じうる3つの副作用
クマ取りにはダウンタイム期間中に、3つの副作用が生じる可能性があります。
副作用の有無や程度は個人差が大きいので、一般的な症状を紹介します。
痛み・腫れ・内出血が生じる
クマ取りのダウンタイム中には、痛み・腫れ・内出血といった副作用が数日から1週間程度生じる可能性があります。
痛みは常にあるわけではありませんが、目を動かしたときに鈍痛を感じるケースがあります。
当院では痛み止めを処方できるので、服用することで痛みを抑えられるのが魅力です。
腫れの度合いは個人差が大きい傾向がありますが、基本的には泣いたあとのような軽度で済むでしょう。
内出血は黄色や赤紫で、メイクで隠せる程度のものが生じる場合があります。
腫れ・内出血は時間が解決してくれますが、1〜2週間が経過しても治らなければクリニックに相談しましょう。
血腫ができる
施術後に血腫ができる副作用も、稀にあります。
血腫とは、患部に血液が溜まった塊です。
万が一血腫ができると、痛みや腫れを伴うことがあります。
通常は時間をかけて体内に吸収されて自然におさまりますが、大きな血腫だと取り除く処置が必要なこともあります。
なお、血腫が視神経を圧迫すると、視力に影響を及ぼす可能性もございます。
術後、不安な症状があれば医師に相談することをおすすめします。
血の涙が流れる
クマ取りでは、目や鼻から血の涙が流れる副作用が出る可能性もあります。
血の涙とは、目から涙のような形で出血する症状です。
患部に血液が溜まって塊になると血腫、流れ出ると血の涙となります。
施術から1週間程度は出血するリスクがあるので、寝るときには対策が必要です。
時間の経過とともにおさまるため、心配しすぎないようにしましょう。
クマ取りにおける3つのリスク
クマ取りには、仕上がりに満足いかなかったり感染症にかかったりするなど、3つのリスクがあります。
リスクを把握したうえで、クマ取りの施術を受けるか検討しましょう。
目の下がくぼむ
クマ取りは施術後、目の下がくぼむリスクがあります。
医師の技術力が足りず、眼窩脂肪を取りすぎるのが原因です。
脂肪の取り方にムラがあると、肌が凸凹するケースもあります。
目の下がくぼむと、かえって黒クマが目立つようになります。
皮膚が余るとたるみ・小じわにもつながるため、注意が必要です。
感染症にかかる
施術環境やクマ取り後の生活によっては、感染症にかかるリスクもあります。
不衛生な環境で施術を行ったり、患部を雑に扱ったりすると、傷口から菌が入るので注意してください。
万が一感染症にかかると、傷口に痛み・膿・腫れが生じる可能性があります。
仕上がりに納得できなくなるうえに、眼球へ影響が出ることも考えられます。
感染症が起きてしまったときはすぐにクリニックへ相談し、薬を処方してもらいましょう。
3:上まぶたがくぼむ
クマ取りでは、上まぶたがくぼむ後遺症のリスクに注意してください。
目の下の脂肪を取り除くと、眼窩内圧が下がるため目の上がくぼむ可能性が出てきます。
眼窩内圧は眼球が入っている骨でできた空間のことで、人によってくぼみやすさが異なります。
上まぶたが厚い人の場合、クマ取りをすると眼窩内圧が下がり、上まぶたの厚みが改善されるケースもあるでしょう。
しかしもともと上まぶたのくぼみが気になっていた人の場合、クマ取りによりくぼみが悪化する可能性があります。
万が一くぼんだ場合は、脂肪注入を併用して改善することが一般的です。
クマ取りの副作用を抑える方法
クマ取りの副作用は、担当医の選び方やダウンタイム中の過ごし方で抑えられます。
副作用やリスクを減らしたい人は、ぜひ実践してみてください。
技術力の高い医師にクマ取りを依頼する
技術力の高い医師にクマ取りをしてもらうと、副作用やリスクを抑えられます。
医師の技術や経験が少ないと施術時の無駄が多くなり、痛み・腫れ・内出血が増えるケースも少なくありません。
また脂肪を取りすぎて目の下がくぼんだり、衛生面に配慮しきれず感染症リスクを高めたりする可能性もあります。
公式サイトやSNSにある実績数や症例写真の仕上がりを見て、医師の技術力を確認しましょう。
公式サイト上に症例写真がなければ、カウンセリング時に担当医のものを見せてもらってください。
患部を冷やす
クマ取りの施術後、患部を冷やすのも副作用の軽減に効果的です。
患部を冷やすと血流が滞るので、痛み・腫れ・内出血を生じにくくさせます。
1回5分程度を目安に、施術から2日後まで試してみてください。
患部を冷やす際は、ビニール袋に氷水を入れたり、保冷剤をタオルに包んだりしたものを使いましょう。
保冷剤を直接当てると凍傷になるリスクがあるので、必ずタオルに包んでください。
血流がよくなる行動を避ける
クマ取りの副作用を抑えるために、血流がよくなる行動を避けてください。
血流がよくなると、炎症が悪化するリスクがあります。
入浴は避け、シャワー浴にとどめてください。
運動・飲酒も控えて、安静にしましょう。
また寝るときは、頭を心臓より高くするのがおすすめです。
日中はできる限り座って過ごすと、副作用を抑えられます。
クマ取りの副作用を抑えたい人はアリエル美容クリニック郡山院へ
アリエル美容クリニック郡山院のクマ取りは、腕利きの院長が施術を担当します。
経験が豊富なので、痛み・腫れ・目の下のくぼみなどを最小限に抑えられます。
施術後に万が一のトラブルが発生したときは、無料で診察・薬の処方を受けられるのも嬉しいポイントです。
カウンセリングは無料で受けられるので、クマ取りを受けるか悩んでいる人はお気軽にご相談ください。
クマ取りは副作用があるため施術後の過ごし方に気をつけよう
クマ取りは黒クマの改善効果を期待できる人気の施術ですが、ダウンタイム中に痛み・腫れ・内出血といった副作用や目の下がくぼむリスクが生じる可能性があります。
とはいえ技術力の高い医師を選び、施術後に適切な過ごし方をすれば副作用やリスクの軽減が可能です。
これからクマ取りをする人は、本記事を参考に気をつけてください。
アリエル美容クリニック郡山院では、副作用について詳しく説明し、ご納得いただいたうえで施術を行います。
副作用のほかにも、ダウンタイム中の過ごし方や施術時の痛みについてなど、不安に思っていることは何でもご相談ください。