小陰唇の正常な形や大きさは?肥大の原因や解決方法までご紹介
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「もしかして私の小陰唇って変?」と悩んでいる人は、実は少なくありません。
しかし、なかなか人と比べられない部位の悩みのため、自分の小陰唇が正常かどうかわからないという人もいるでしょう。
そこで本記事では、小陰唇の正常な大きさや形について、詳しく解説していきます。
また、合わせて小陰唇が肥大化してしまった場合の解決方法についてもご紹介します。
小陰唇とは
小陰唇とは、女性器の外側の膨らみ(大陰唇)の内側にある左右一対のヒダ部分のことです。
小陰唇には膣や尿道口を乾燥や雑菌から保護する役割があります。
では、小陰唇の平均的な大きさや色はどの程度なのでしょうか。
それぞれみていきましょう。
大きさの平均
小陰唇の大きさは縦が4cm、幅は1.5cm程度と考えられています。
2センチ以上を上回る幅であれば、小陰唇が肥大化している恐れがあります。
小陰唇が大きいとショーツや日常動作で擦れて痛みが生じることも。
さらに汚れが溜まりやすくなるので、炎症を起こしてかゆみがでたり臭いが気になったりと、さまざまなトラブルを引き起こすこともあります。
ただし、小陰唇の大きさや形は人によってさまざまで、「正常」の基準はありません。
健康上のトラブルがでていない限り、前述したサイズよりも大きいからといって特別気にする必要はないでしょう。
色の平均
日本人の陰部の色は、平均的に赤黒いのが特徴です。
これは持っているメラニン色素の量が関係しています。
アジア系の女性は白人女性よりメラニン色素を多く持っているため、黒くなりやすいのです。
そのため、陰部がピンクでないからといって特別気にする必要はありません。
ただし気になる人は、美容クリニックで相談するのも手段のひとつです。
小陰唇が肥大化する原因
小陰唇が肥大化してしまうのはなぜなのでしょうか。
ここからは、小陰唇が肥大化する原因について、詳しく解説していきます。
遺伝
小陰唇の大きさは、主に遺伝によって決まっています。
生まれつき大きい場合もあれば、二次性徴で大きくなってしまうことも。
先天的なものが原因の場合は、予防は難しいでしょう。
ホルモンバランスの影響
ホルモンバランスの影響も、小陰唇を肥大化させる要因の一つです。
思春期や更年期、妊娠・出産などのホルモンバランスの乱れによって、小陰唇が大きくなったり垂れやすくなったりしてしまいます。
また、出産によって小陰唇が損傷することで左右差が出たりたるんでしまったりすることも。
老化
老化により小陰唇の周りにある皮膚のハリがなくなることで、垂れて大きさが目立ってしまう場合があります。
また、小陰唇はデリケートな部位のため、刺激に弱いのが特徴です。
日常的な摩擦や引っ張られることによっても、皮膚が伸びて大きく見えることがあります。
感染症などによる小陰唇の炎症
象皮病とは皮膚や皮下組織の結合組織が増殖して硬くなり、ゾウの皮膚のような状態になる症状のことです。
象皮病になると、小陰唇が肥大し、腫瘍ができた症例があります。
感染症などによる小陰唇の炎症により、小陰唇のサイズが大きくなることも少なくありません。
剃毛や性行為の際の小さな傷から炎症を引き起こすこともあるため注意してください。
小陰唇肥大のセルフチェック
小陰唇が大きいかどうか、まずはセルフチェックしてみましょう。
まっすぐ立った状態で大陰唇から小陰唇が少しはみ出す程度であれば、一般的な大きさといえます。
また、左右の小陰唇を真ん中に寄せるように指で引っ張ってみましょう。
そのまま指を話しても左右の小陰唇がくっついたままなら、肥大化している可能性があります。
小陰唇肥大の対処方法
小陰唇はセルフケアで小さくすることはできません。
小陰唇肥大のセルフチェックをして「平均より大きかった」または「平均程度だったがどうしても気になる」という場合は、小陰唇縮小術を受けるのがおすすめです。
治療を受けることで見た目の改善はもちろん、臭いや痛みなどのトラブルの解消も期待できます。
小陰唇縮小術とは
小陰唇縮小術とは、小陰唇の余分な皮膚を切除して縫合することで、形を整えられる治療です。
大きすぎる小陰唇のサイズダウンや左右差の均一化などが期待できます。
また、小陰唇縮小術で切除するのは一般的に黒ずみが気になるという悩みが多い部分です。
そのため、形や大きさを整えるだけでなく、黒ずみの解消目的での施術もおすすめといえます。
小陰唇は粘膜上の組織であるため、ダウンタイムが短いのも特徴です。
傷も目立たないため、気づかれることはほとんどありません。
小陰唇縮小術がおすすめの人
小陰唇縮小術がおすすめな人は、以下のような症状がある人です。
- 小陰唇が大きくはみ出している
- 小陰唇がたるんでしまっている
- 左右の大きさや形がいびつ
- 女性器の黒ずみが気になる
- 擦れて痛みが生じる
- 汚れが溜まりやすく臭いが気になる
- 尿が変な飛び方をする
- 排尿しづらさがある
- 炎症などを頻繁に引き起こす、かゆみがある
形や大きさ以外にも、小陰唇が肥大化していることで健康上のトラブルを生じている場合は、早急に治療を受けるのをおすすめします。
小陰唇縮小術ならアリエル美容クリニック郡山院がおすすめ
小陰唇縮小術を受けるなら、アリエル美容クリニック郡山院がおすすめです。
当院では、美しい女性器になるよう、数百以上の施術経験がある女性医師が細部にまでこだわって施術を行います。
また、周囲に相談しにくいデリケートな部分へのお悩みだからこそ、プライバシーへの配慮も大切にしています。
当院は全室個室なうえ、全員女性スタッフで対応し、少しでも話しやすい環境づくりを徹底しております。
各部屋に移動する際もスタッフが一緒にご案内するため、他の患者様と対面することはありません。
安心して施術を受けていただけます。
【まとめ】小陰唇の形や大きさは人それぞれ、気になる場合は治療を
小陰唇の形や大きさ、色に正常であるという基準はありません。
人それぞれ異なる部位のため、健康上に大きな影響を及ぼしていない場合はそこまで気にする必要はないでしょう。
しかし、人からは見えない部位の悩みであっても解消することで満足度は上がります。
どうしても気になる場合は、アリエル美容クリニック郡山院で相談してみるのもおすすめです。
気になることや、施術への不安など「こんなことまで聞いてもいいの?」と思わず、疑問に感じることはなんでもお気軽にご相談ください。
アリエル美容クリニック郡山院では、小陰唇に関するお悩みに寄り添い、適切な方法で治療を行います。
大きすぎず小さすぎない自然な形に整えますので、ナチュラルな印象にしたい方にうってつけです。
カウンセリングは無料ですので、ぜひお気軽にお越しください。