ボトックス注射を受けた1週間後の経過とは?作用や副作用を解説
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
ボトックス注射を受けようと考えており、1週間後の経過について気になっている人もいるでしょう。
施術を受けた後の状況をあらかじめ把握しておくことで、安心して受けやすくなります。
本記事では、ボトックス注射のメリットや特徴について解説した上で、1週間の経過や過ごし方について詳しく説明します。
ボトックス注射に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
そもそもボトックス注射とはどんな施術?
ボトックス注射とは、名前の通り「ボトックス」という薬剤を注射器で体内に注入する美容医療です。
ボトックスには筋肉の働きを抑制する作用があり、この作用によってさまざまな効果が期待できます。
ここでは、以下の2つの項目について詳しく解説します。
- ボトックス注射に期待できる効果やメリット
- ボトックス注射がおすすめな人の特徴
ボトックス注射を受けるか判断する際にお役立てください。
ボトックス注射に期待できる効果やメリット
ボトックス注射によって筋肉の働きを抑制することで、以下のような効果が期待できます。
- 顔(額や眉間・目尻・アゴなど):表情ジワの改善
- エラ(咬筋):エラ張り・歯ぎしり・食いしばり・肩こり・頭痛の改善
- ワキ:多汗症・ワキガの改善
- ふくらはぎ:ほっそりとする
このように、注射を打つ箇所によって期待できる効果が異なります。
なかでも、表情ジワの改善効果を見込んでボトックス注射を受ける人が多いです。
ただし、表情筋が原因でシワが生じているわけではない場合は、ヒアルロン酸注射という施術の方が適している場合もあります。
また、メリットとしては、身体への負担が軽い点が挙げられます。
施術時の痛みが軽度な上にダウンタイム症状がほとんど現れない人も多いため、比較的気軽に施術を受けられるでしょう。
また、施術時間が数分程度で済むのも嬉しいポイントです。
ボトックス注射がおすすめな人の特徴
以下の特徴に当てはまる人には、ボトックス注射をおすすめできます。
- メスを使うような大がかりな美容医療には抵抗がある
- 万が一失敗しても取り返しがつく施術を受けたい
- ダウンタイムが重い施術や激しい痛みを伴う施術は避けたい
- 仕事や学業で忙しくまとまった休みを取りにくい
- 短時間で終わる施術を受けたい
上記に該当する人は、ぜひ前向きに検討してみてください。
ボトックス注射を受けた1週間の経過について
ボトックス注射を打ったあとの経過について、以下の項目に分けて説明します。
- 施術当日の状態
- 施術翌日の状態
- 2日~4日後の状態
- 1週間後の状態
時期ごとの状態を把握しておくことで、あとから焦らずに済むでしょう。
施術当日の状態
ボトックス注射は、施術を受けた当日から効果を実感できるものではありません。
当日からメイクや洗顔が可能ですが、優しい力で触れることを心がけましょう。
患部を強く刺激したりマッサージをしたりするとボトックスの薬液が他の場所に効いてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
施術翌日の状態
効果のあらわれ方には個人差がありますが、施術を受けた翌日も、あまり効果を実感できないケースが多いです。
また、なかには翌日から腫れ・内出血・むくみといった副作用が現れる場合もあります。
ボトックスは熱に弱いため、レーザー治療を受けるのは避けましょう。
シャワーや入浴の際も、体温程度のお湯を使用するのが賢明です。
2日~4日後の状態
ボトックス注射の施術後2日~4日後は、徐々に効果を実感し始められるケースが多いです。
ただし、エラ(咬筋)やふくらはぎなどの大きな筋肉にボトックス注射を打つ場合は、筋肉が小さくなってきたと感じるまでには2週間以上の時間がかかる場合もあります。
1週間後の状態
ボトックスのシワ抑制効果の完成は2週間ですが、1週間が経過すると、大半の人がボトックス注射による効果を実感できます。
ただし、注入量が少なすぎたなどの理由で期待していた程度の効果を得られない場合も。
アフターフォローとして無料で追加注入を実施している美容クリニックに依頼することで、あとから調整できる場合もあります。
なお、3か月~4か月後には体内に完全に吸収されて、元の状態に戻ります。
ボトックス注射後の過ごし方
ボトックス注射後の過ごし方として、以下の3つが挙げられます。
- 患部のマッサージは控える
- 血流を促進する行動は控える
- 3か月間は避妊をする
それぞれについて詳しく解説するので、実践してみてください。
患部のマッサージは控える
ボトックス注射後に患部をマッサージすると、ボトックスが動いてしまい周りの筋肉にまで作用してしまう恐れがあります。
不自然な仕上がりにつながりかねないため、避けるのが賢明です。
血流を促進する行動は控える
ダウンタイム中に飲酒・激しい運動・サウナといった血流が促進される行動を取ると、内出血や腫れなどの副作用が悪化する恐れがあります。
そのため、症状が現れている場合は落ち着くまで避けるべきです。
飲み会やスポーツなどの予定は入れないようにしましょう。
3か月間は避妊をする
ボトックス注射が胎児に与える影響は完全に解明されていないため、施術後3か月間は避妊をしましょう。
ボトックス注射ならアリエル美容クリニック郡山院にお任せください
アリエル美容クリニックは、充実したアフターフォローを用意しています。
具体的には、アラガン社製のボトックスで治療を受けた方を対象に、施術後2週間〜1ヶ月以内は、リタッチを無料で実施しています。
注入量を微調整できるため、クオリティの高い仕上がりを実現できるとご好評をいただいております。
ぜひ1度カウンセリングへお越しください。
【まとめ】ボトックス注射後1週間の経過について理解を深めよう!
ボトックス注射は、当日や翌日には変化を感じられない場合が多いですが、1週間後には効果を実感できる場合が多いです。
ぜひ、本記事の内容を参考にして、ボトックス注射を受けたあとの経過について理解を深めてください。
アリエル美容クリニック郡山院では、施術後の経過について説明した上でボトックス注射を実施しています。
ダウンタイム症状に関する不安や過ごし方に関する疑問がある方も、ぜひお気軽にカウンセリングへお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。