ボトックス注射が効きすぎるとリスクがある!対処法や防ぎ方を解説
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「ボトックスが効きすぎたけどどうしたらいい?」
「もしボトックスを注入しすぎたら危ない?」
ボトックス注射には1回で注入できる量が決まっているので、このように悩んでいる人も少なくないでしょう。
今回は、ボトックスが効きすぎたときのリスクを解説します。
効きすぎたときの対処法や防ぎ方も紹介します。
ボトックスを打ちすぎないか不安な人や効きすぎてしまった人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ボトックス注射は若返り・部分痩せなどさまざまな効果がある施術
ボトックス注射は、ボツリヌス菌の毒素から毒性を抜いた製剤を注入する美容医療です。
筋肉の働きを麻痺させる毒性により、表情筋やシワ、エラの改善を期待できます。
得られる効果の豊富さから、幅広い年代の患者様から人気です。
ボトックス注射は1997年に厚生労働省から認可を受けている、安全性の高さも魅力です。
世界80ヵ国以上でも承認されていますし、リハビリテーション科・歯科などさまざまな分野で使用されています。
ボトックスが効きすぎたらどうなる?
ボトックスは安全性が高い製剤を利用していますが、効きすぎると目や口が開きにくくなるような症状が出ます。
ボトックス注射を受ける前に、効きすぎたときの症状を把握しておきましょう。
目を開けにくくなる
ボトックス注射が効きすぎると、目を開けにくくなる可能性があります。
おでこ・眉間・目尻など目元周辺に打つ際、注入量や注入箇所を誤ることが原因です。
特に注入した場所から薬剤が分散し、まぶたを引き上げる眼瞼挙筋へ効くと生じやすいでしょう。
またおでこや目元へ一度に注入しすぎても、効果が強く出過ぎて目を開けにくくなる場合があります。
口が開きにくい・噛む力が弱くなる
ボトックス注射が効きすぎて口が開きにくくなったり、噛む力が弱くなったりするケースも見られます。
実際に口は開くものの、開かないように感じる人もいます。
エラや上唇、肩へ注入したことで、噛むときに使う筋肉である咬筋が弛緩したことが原因です。
過剰な量を注入しなければ防げます。
不自然な表情になる
ボトックス注射の注入量・注入箇所を誤ると、表情が不自然になるリスクがあります。
たとえば眉間に効きすぎると怒ったような人相になったり、笑顔を作りにくく無表情になったりするケースが見られます。
予定と異なる筋肉に注入したり、過剰な注入により通常通り動く筋肉と差が生じたりすることが原因です。
皮膚や肌がたるむ
ボトックス注射が効きすぎた場合、皮膚や肌がたるむこともあります。
筋肉が縮小しすぎて、皮膚が余ることが原因です。
基本的に適正量を注入した場合は、筋肉の収縮にあわせて皮膚も縮みます。
ボトックスが効きすぎたときの対処法
ボトックスが効きすぎた場合、できる限り早く治したいと思いますよね。
ここでは、ボトックスが効きすぎたときの対処法を簡単なものから紹介します。
施術直後に身体を温める
入浴・サウナ・激しい運動などを施術直後に行い、身体を温める方法があります。
本来ボトックス注射後は、血流を促す行動を控えることが求められます。
ボトックスは熱に弱く、身体を温めると効果が薄くなるからです。
熱に弱い特性を逆に利用して、施術直後に身体を温めることで効果を抑えられる可能性があります。
ただし、施術直後に血流が促されることで、内出血や腫れが出やすくなる点には注意しましょう。
元の状態に戻るまで待つ
ボトックスが効きすぎた場合、元の状態に戻るまで待つことも選択肢のひとつです。
目や口が開きにくくなったり、不自然な表情になったりする症状は、時間の経過とともに治まります。
もともとボトックス自体、半永久的な効果がありません。
4~6ヶ月程度で効果が切れるので、数週間から数ヶ月が経てば違和感はなくなります。
時間はかかりますが、手間やリスクが少なく済むでしょう。
ボトックスを打ちすぎないコツ
ボトックスを打ちすぎないためには、クリニック選びや医師の指示を守ることが重要です。
ボトックスを打ちすぎないコツを解説するので、ぜひ参考にしてください。
丁寧にカウンセリングしてくれるクリニックを選ぶ
ボトックスを打ちすぎないためには、丁寧にカウンセリングしてくれるクリニックを選びましょう。
ボトックスは筋肉量・体質に合わせて、適切な量・箇所に打つことが大切です。
じっくり話を聞いてくれるクリニックであれば、1人ひとりに合わせた施術を期待できます。
カウンセリングから施術まで、1人の担当医が一貫して行ってくれるクリニックなら安心して任せられるでしょう。
さらに症例数や症例写真を見て技術や知識があるクリニックや医師を選べば、効きすぎることを防げます。
医師のアドバイスや指示を守る
医師のアドバイスや指示を守って、ボトックスの施術計画を決めることも大切です。
ボトックスは1回で可能な注入量や、空けるべき期間が決まっています。
医師のアドバイスや指示を無視して、過剰な量または高頻度でボトックスを注入すると効きすぎるリスクが高いでしょう。
万が一医師の説明が納得できない場合は、別の美容クリニックの医師にも相談するセカンドオピニオンを実施してください。
適量のボトックス注射を打つならアリエル美容クリニック郡山院へ
ボトックスが効きすぎないように、適量を注射したい人はアリエル美容クリニック郡山院へお越しください。
当院ではハイスキルな院長が施術するので、患者様の筋肉量や体質に応じた適量を提案できます。
患者様が納得できるまでじっくりカウンセリングできるため、仕上がりイメージを十分に擦り合わせられるでしょう。
郡山駅から徒歩1分のところにクリニックがあり、定期的に通院しやすい点も魅力です。
施術後の診察は無料なので、不安なときもすぐに相談できます。
【まとめ】ボトックスの効きすぎによる作用は事前に防ごう
ボトックスが効きすぎると、目や口を開きにくくなったり表情が不自然になったりする症状が現れる可能性があります。
ほとんどの症状は時間経過とともに治まるので、慌てる心配はありません。
すぐに改善したい場合は、美容クリニックで修正もできます。
ボトックスを打ちすぎる原因は、医師の技術・知識不足です。
優秀な医師に施術してもらい、指示を守れば効きすぎを防止できます。
ボトックス注射を成功させたい人は、本記事を参考にクリニックを選びましょう。
アリエル美容クリニック郡山院では、効きすぎることのないように量を調整したうえで慎重にボトックス注射を行います。
そのため「注入量が多すぎて不自然になったらどうしよう」といった不安がある方も安心してご来院ください。
スタッフ一同お待ちしております。