ボトックス注射のデメリットは?危険性や副作用を抑えるコツを解説
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「ボトックス注射ってどんなデメリットがある?」
「ボトックス注射を打ちたいけど副作用が怖い」
ボトックス注射は毒性を抜いているものの、ボツリヌス菌の毒素を注入するのでこのように悩む人も多いでしょう。
本記事では、ボトックス注射のデメリット・副作用を紹介します。
ボトックス注射のメリットやデメリットを抑えるコツも、あわせて解説します。
安全にボトックス注射を打ちたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ボトックス注射とは?
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出する毒素を加工した薬剤を注入する美容医療です。
筋肉を麻痺させる毒性を活かし、筋肉の収縮を抑える効果が期待できます。
毒性を抜いているので人体には悪影響がなく、眼科・小児科などでも使用されています。
期待できる効果は、シワ改善・肩こり解消・部分痩せなどです。
切開しない施術なので、初めて美容整形する人からも人気があります。
ボトックス注射のデメリットは?
ボトックス注射は人体に悪影響がほとんどない、安全性の高い薬剤です。
しかし副作用のリスクはゼロではありません。
ボトックス注射によるデメリット・副作用などを紹介します。
即効性がない
ボトックス注射のデメリットは、即効性がないことです。
注射してから効果を感じるまで、1~2週間程度かかります。
とはいえ個人差が大きく、なかには2日程度で効果が現れる人もいます。
ただし即効性がないからこそ、周囲の人にバレにくい点は魅力ともいえるでしょう。
効果が出てほしいタイミングが決まっている人は、スケジュールを逆算して施術日を決めることがおすすめです。
半永久的に効果が続かない
半永久的に効果が続かない点も、ボトックス注射のデメリットです。
ボトックス注射の効果は、4~6ヶ月程度続きます。
効果が切れると元の状態に戻るため、定期的な施術が必要です。
しかし施術を繰り返せば、1回の施術で効果が持続する期間が長くなります。
表情筋が動きづらくなるリスクがある
ボトックス注射を打ったことで、表情筋が動きづらくなるリスクが生じます。
ボトックス注射は筋肉の働きを抑えるので、表情筋に違和感が生じるケースがあります。
なかには無表情になったり、不自然な表情になったりすることも。
しかしボトックス注射の効果は半永久的に続かないので、時間の経過とともに違和感は軽減します。
痛み・赤み・腫れ・痒みが出ることもある
ボトックス注射後、痛み・赤み・腫れ・痒みが出る点もデメリットです。
ボトックスにはダウンタイムがほとんどありませんが、全員に症状が出ないわけではありません。
施術後、数時間から数日程度は痛み・赤みなどの症状が生じる可能性があります。
ボトックス注射を受けてから数日間は入浴・激しい運動・飲酒などを避け、注射した部分に刺激を与えなければ最小限に抑えられるでしょう。
注入量を誤ると左右非対称になる
ボトックスの注入量を誤ると、左右非対称になるリスクがあります。
同じ人でも左右で筋肉量が異なるので、注入量によっては差が出ることになります。
原因は、施術者の技術や知識の不足です。
優秀な医師を選べば、左右非対称になるデメリットを避けられるでしょう。
倦怠感が出る人もいる
ボトックス注射のデメリットには、倦怠感が出ることも挙げられます。
筋肉の働きを抑えたことで、筋肉のバランスが崩れたりいつも使わない筋肉を動かしたりしたことによる疲労が原因です。
安静にしていれば改善されますし、基本的には数日で収まります。
噛む力が弱まる
噛む力が弱まることも、ボトックス注射のデメリットです。
噛むときに使う筋肉へ注射すると、筋肉の働きが弱まります。
噛む力が弱まったり、違和感が生じたりするケースも少なくありません。
なお、噛む力への影響は、エラ・肩・口元に注射したをした場合にのみ生じます。
1週間前後で気にならなくなるケースがほとんどです。
誰でも受けられる施術ではない
ボトックス注射は、誰でも受けられる施術ではありません。
妊娠中・授乳中・高齢者・神経筋伝達に関わる薬剤で治療中の人は受けられないので気をつけましょう。
胎児・乳児に影響が出たり、副作用のほうが強く出たりするリスクがあります。
気になる人は、事前にかかりつけ医や美容クリニックへ相談してください。
ボトックス注射にはメリットも多い
ボトックス注射はデメリットだけでなく、メリットも豊富にあります。
ボトックス注射の主な効果は、以下のとおりです。
- 小顔効果
- シワ改善効果
- 肩こりの解消効果
- 部分痩せ効果
- 多汗症の改善効果
- ガミースマイル解消効果
メリットとデメリットを比較し、実際に施術を受けるか検討してみましょう。
ボトックス注射のデメリットを抑えるコツ
クリニックや医師の選び方によって、ボトックス注射のデメリットは抑えられます。
カウンセリングを受ける前に、ボトックス注射のデメリットを抑えるコツを確認しておきましょう。
丁寧にカウンセリングしてくれるクリニックを選ぶ
ボトックス注射のデメリットを抑えるためには、丁寧にカウンセリングしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。
しっかりヒアリングしてくれるクリニックなら、最適な部分に必要な量を注入してくれます。
ボトックス注入の経験が豊富な医師に担当してもらう
ボトックス注入の経験が豊富な医師であれば、副作用が出ないように施術してくれます。
医師の技術・経験が不足していると、適切な注入量や部位を見極められません。
公式サイトやカウンセリング資料で、施術実績や症例写真を確認するとよいでしょう。
ボトックス注射をするならアリエル美容クリニック郡山院へ
アリエル美容クリニック郡山院では、実績豊富なベテラン院長が施術します。
カウンセリングで丁寧にヒアリングしたうえで、患者様に合わせた適切な部位・量にボトックスを注入できます。
納得してから施術を受けられるので、痛みや副作用が気になる人も安心できるでしょう。
ボトックス注射に不安を抱えている人や疑問がある人は、お気軽にご相談ください。
【まとめ】ボトックス注射が成功すればデメリット以上の効果が得られる
ボトックス注射には即効性がなかったり、半永久的に効果が続かないなどのデメリットがあります。
またアレルギー反応や痛みなどの副作用が生じるケースも見られます。
ただし技術や実績があるクリニック・医師の施術を受ければ、ほとんどのデメリットは抑えられるでしょう。
成功すればさまざまな効果を期待できるので、気になる人は一度クリニックのカウンセリングを受けてみてください。
アリエル美容クリニック郡山院では、デメリットについて詳しく説明したうえでボトックス注射を実施しています。
カウンセリング後すぐに施術を受けることもできますし、自宅でじっくりと検討していただくことも可能です。
ぜひお気軽にご来院ください。