黒クマができる原因は?病気の可能性もある?詳しく解説
記事監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック郡山院 院長
安齋誠基
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 上都賀総合病院
- 大手美容クリニック 院長
「しっかり睡眠をとっているのに黒っぽいクマが気になる」
このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
目の下にできる黒いクマは、睡眠不足によって引き起こされるわけではありません。
本記事では、黒クマの原因について詳しく紹介します。
黒クマ治療の代表的な治療方法についても解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
黒クマとは?見分け方のポイントを紹介
黒クマとは名前の通り、目の下にできるクマのことを指します。
黒く見える部分は、皮膚がたるむことで影になっていることが多く、光を当てると消えてしまうことがほとんどです。
光を当てたり、真上を向いた際にクマが無くなる場合は、黒クマだと考えられます。
黒クマができる原因
黒クマは、たるみによってクマができるため、加齢が原因と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、加齢以外にも日常生活の習慣によって引き起こされる場合もあります。
ここからは、黒クマができる原因を3つ紹介します。
加齢
加齢によって皮膚や筋肉が衰えはじめると、脂肪を支えていた筋肉や皮膚の力が落ちてしまい、脂肪が前に押し出されてしまいます。
押し出された脂肪が目の下に段差を作り、影となって黒クマが出現してしまうことに。
また加齢とともに、黒クマが発生するのは珍しいことではありません。
そのため、あまり気にしていないといった方も多いようです。
クレンジングやメイクなどによる刺激
黒クマは、クレンジングやメイクなどによる刺激によっても引き起こされます。
特にクレンジングでは、マスカラやアイシャドウを落とすために、ゴシゴシと擦ってしまっている方もいるのではないでしょうか。
何度も擦ったり、引っ張ったりしてしまうと、目元の皮膚が伸びてしまい、黒クマを引き起こす原因になってしまいます。
クレンジングやメイクを行う際は、できるだけ皮膚に刺激を与えないよう、力を入れず優しく行いましょう。
遺伝
若い人で黒クマができる場合は、遺伝が原因であるケースが多いです。
頬骨には目の下の脂肪を支える働きがあります。
しかし、遺伝によって頬骨の位置が低いと脂肪を支えられず前に突出してしまい、皮膚がたるむことで黒クマが生じます。
病気によって黒クマができるって本当?
病気によって黒クマができるケースも、なかには存在します。
「バセドウ病」の症状の1つとして、眼球が大きくなり、前に飛び出してしまうことがあります。
さらに眼球が大きくなるとともに、眼窩脂肪が圧迫されて下まぶたから突出してしまい、黒クマになってしまうケースが存在します。
バセドウ病の場合は目の下だけでなく、目の上にも脂肪が突出するため、分かりやすいといえるでしょう。
黒クマは若い人でもできる可能性がある
前述したとおり、遺伝やメイク、クレンジングなどによって若い人でも黒クマができる可能性はあります。
黒クマを防ぐためには、できるだけ目元を擦ったり、引っ張ったりせずに過ごすことが大切です。
黒クマの代表的な治療方法
黒クマは皮膚のたるみや脂肪が原因なため、市販のアイクリームや美容液などのスキンケアで治すことはできません。
そのため、黒クマを改善したい方は美容整形がおすすめです。
ここからは、黒クマの代表的な治療方法を3つ紹介します。
多くのクリニックで扱っている治療法なので、ぜひ参考にしてください。
脱脂法
脱脂法とは、黒クマの原因となっている眼窩脂肪を取り除く治療です。
脂肪を取り除くといっても、まぶたの裏側から施術を行うため、まぶたの表面に傷跡が残ることはありません。
ただし、眼窩脂肪の少ない中高年の方に脱脂法を行ってしまうと、くぼみやたるみ、シワが悪化してしまう可能性があります。
そのため、脱脂法は脂肪注入と組み合わせながら施術を行うこともあります。
脂肪注入
脂肪注入とは、脚やお腹などから採取した自身の脂肪を、目元に注入する治療です。
脂肪を注入してボリュームをアップさせることで、凹凸の影を解消できます。
脂肪注入は基本的に脱脂法と併用します。
2つの治療を合わせることで、目の下のクマを改善しながらも、明るい健康的な目元へ仕上げることが可能です。
また脂肪注入は、自家組織を使用しているため、拒否反応や合併症が起こりづらいのがメリットです。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、目の下にヒアルロン酸を注入して、フラットな状態を作り、黒クマを改善する治療です。
黒クマは脂肪やたるみによって、凹凸ができているため、そのくぼみにヒアルロン酸を注入することで、黒クマが改善されます。
また注射器で注入するだけなので、傷跡や痛みが少ないのがメリットです。
しかし、ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果を維持させるためには定期的に施術を受けなくてはなりません。
また自家組織ではないため、仕上がりの色味に不自然さがでる可能性もあります。
余剰皮膚切除を併用するケースもある
目の下のたるみが重度な方は「余剰皮膚切除」という皮膚を切除する治療を併用することがあります。
切除した皮膚は戻ることはないため、より健康的な印象を長くキープできます。
黒クマの治療はアリエル美容クリニック郡山院がおすすめ
黒クマの治療を検討している方は、アリエル美容クリニック郡山院がおすすめです。
当院では「切らない目の下のたるみ取り(脱脂)」をはじめ「コンデンスリッチファット脂肪注入」や「マイクロCRF注入」などさまざまな治療を扱っています。
1人ひとりの症状に合わせて、治療を組み合わせて行うため、より高い効果を期待できます。
たるみが重度な方には「余剰皮膚切除
気になる方は、まずWebや電話からカウンセリングの予約をしてみてください。
黒クマの原因を理解して適切な治療を受けよう
黒クマの原因は、加齢だけでなく、皮膚への摩擦刺激や遺伝などさまざまなものが挙げられます。
また黒クマは、スキンケアやマッサージで治すことは難しいため、改善したい方は美容整形を受けるのがおすすめです。
アリエル美容クリニック郡山院では、時間をかけてカウンセリングを行い、1人ひとりに合った治療法を提案しています。
またJR「郡山駅」から徒歩1分でアクセスできるため、通院しやすいのも魅力の1つです。
気になる方は、まずカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
アリエル美容クリニック郡山院では、カウンセリングにしっかりと時間をかけて1人ひとりに合った治療を提案しています。
クマ取り治療は豊富な種類を扱っているのも特徴です。
院内は完全個室で話しやすい環境が整っているため、ぜひこの機会に一度ご相談ください。