アリエル美容クリニック郡山院/美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
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コラム

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糸リフトの後遺症とは?メリットやデメリットも詳しく解説!

記事監修医師プロフィール

アリエル美容クリニック郡山院 院長

安齋誠基

  • 岐阜大学医学部医学科 卒業
  • 上都賀総合病院
  • 大手美容クリニック 院長

糸リフトの施術を受けてリフトアップしたいと考えているものの、後遺症に関する不安を抱いている人もいるでしょう。

そこで、本記事では糸リフトの5つの後遺症について詳しく解説します。

また、糸リフトを受けるメリット・デメリットや美容クリニック選びのポイントについても説明するため、ぜひ参考にしてください。

糸リフトの概要と種類

糸リフトは、顔のたるみを改善するために、皮膚の下に特殊な糸を挿入し、引き上げることでリフトアップ効果を得る美容施術です。手軽に受けられ、自然な仕上がりが期待できるため、多くの方に人気があります。しかし、施術に伴うリスクや後遺症も考慮する必要があるため、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。

糸リフトは、挿入された糸が皮膚を物理的に引き上げると同時に、コラーゲンの生成を促すことで、肌のハリを持続させる効果があります。施術時間は短く、ダウンタイムも比較的少ないため、仕事や日常生活に支障をきたさずにリフトアップを実現できます。ただし、効果の持続期間には個人差があり、定期的なメンテナンスが必要になる場合があります。

以下で、主な糸の種類とその特徴について解説します。

糸リフトの仕組みと効果

糸リフトは、皮膚の下に特殊な糸を挿入し、その糸を引き上げることで顔のたるみを改善します。

この糸は、皮膚を持ち上げるだけでなく、コラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力を保つ効果もあります。

施術後すぐにリフトアップの効果を実感でき、ダウンタイムも短いため、忙しい方にも適しています。ただし、効果の持続期間は6ヶ月から2年程度とされており、個人の体質や糸の種類によって異なります。

主な糸の種類と特徴

糸リフトにはさまざまな種類があり、選ぶ糸によって効果や持続期間が異なります。代表的な糸の種類とその特徴は以下の通りです。

ミントリフト

ミントリフトは、皮下組織に引っかかるように設計された糸を使用し、強力なリフトアップ効果が得られます。安全性が高く、施術後のリスクが少ないとされています。

アプトス

アプトス糸は、リフトアップ効果に加え、コラーゲン生成を促進し、肌質を改善する効果があります。自然な仕上がりが期待でき、持続期間は約1年から1年半とされています。

金の糸

金の糸は、主に肌の若返りを目的とした施術で、リフトアップ効果は限定的ですが、抗酸化作用があり、肌に優しいとされています。

スプリングスレッド

スプリングスレッドは、伸縮性のある糸を使用しており、表情筋の動きに合わせて自然にリフトアップが行われます。違和感が少ない点が特徴です。

シルエットリフト

シルエットリフトは、円錐状の突起がついた糸を使用し、皮下でしっかり固定されるため、長期間にわたってリフトアップ効果が持続します。

N-COGスパイラル

N-COGスパイラルは、螺旋状の突起がついた糸を使用し、強力なリフトアップを実現します。糸は自然に吸収され、安全性が高いとされています。

テスリフト

テスリフトは、特殊なデザインの糸を使用しており、顔の中下部に強い引き締め効果が得られます。持続期間も比較的長いのが特徴です。

VOVリフト(ボブリフト)

VOVリフトは、新しいリフトアップ方法で、施術時の痛みが少なく、腫れも少ないため、短期間で回復が期待できる点が魅力です。糸は自己吸収性であり、肌への負担が少ないため、安全性が高いとされています。

糸リフトを検討する際には、各糸の特徴やリスクを理解し、自分に合った施術を選ぶことが大切です。

糸リフトの後遺症とデメリット

糸リフトの後遺症
糸リフトは、突起のついた糸を細長い特殊な針で肌の内側に入れ、引っ張り上げることでリフトアップ効果が期待できる美容医療です。

頬のたるみやシワが気になっている女性から注目を集めています。

しかし、糸リフトの施術を受けたあとには、以下の5つの後遺症が残る恐れがあります。

  • 顔の引きつれ
  • 肌の凹凸
  • 毛髪脱落
  • 効果不足
  • 糸の透けや可視化
  • 感染リスク

上記の後遺症について深く理解をしておけば、不安感を抑えて糸リフトの施術を受けられるでしょう。

顔の引きつれ

糸を強く引っ張り上げ過ぎてしまい、顔に引きつれが生じるケースがあります。

数日で治まることも多いですが、長い期間引きつれが治らず、引きつった顔のままになってしまう恐れもあるのです。

肌の凹凸

技術力が低い医師が糸リフトの施術を行った場合、肌がデコボコしてしまうリスクがあります。

なめらかで自然な仕上がりにするためには、スキルの高い医師に依頼すると良いでしょう。

毛髪脱落

固定した糸のまわりに血行障害が生じ、髪の毛が抜けてしまうこともあります。

ほかにも、糸を肌の内側に固定するときに、毛根を切ってしまい髪が抜けるケースも少なくありません。

効果不足

糸リフトを受けたものの、リフトアップ効果が実感できないケースです。

医師の力量が低いことや、カウンセリング時のすり合わせが不十分なことが原因として挙げられます。

糸の透けや可視化

正しい位置に糸を固定しないことで、肌の上から糸が透けてしまうこともあります。

糸リフトの経験が豊富な医師に依頼することで防げるでしょう。

感染リスク

糸リフトは安全性が高い施術とされていますが、感染リスクはゼロではありません。

施術時に使用される器具や糸が体内に挿入されるため、細菌が入り込む可能性があります。また、施術後のケアが不十分だと、感染が広がり重症化することも考えられます。術後の腫れや赤みが続く場合は、早めの医師相談が必要です。

糸リフトのメリットと限界

糸リフトは切開リフトと違い、メスを使って肌を切ることなく施術を受けられます。

メスを使う施術に抵抗がある人でも、糸リフトならストレスを感じることなく受けられるでしょう。

また、リフトアップ効果の他にも、使う糸によっては肌のなかで溶けてコラーゲンなどが生成されるものもあります。

そのため、肌のハリやツヤが向上する効果も期待できるのです。

非侵襲的な施術

糸リフトは非侵襲的で、メスを使わずにリフトアップを実現できる施術です。

皮膚を大きく切開せず、針穴を通じて糸を挿入するため、回復が早く傷跡が目立ちにくいのが特徴です。効果は控えめですが、ダウンタイムが短いため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。

短期的なリフトアップ効果

糸リフトは、施術後すぐにリフトアップ効果が期待できる施術です。糸を挿入することで皮膚が引き上げられ、若々しい印象を取り戻すことができます。

効果は個人差がありますが、1~2年程度持続することが一般的です。

ダウンタイムの短さ

糸リフトの魅力の一つは、ダウンタイムの短さです。施術後の腫れや内出血は最小限に抑えられ、多くの人が数日以内に日常生活に戻ることが可能です。術後のケアを適切に行うことで、回復を早めることができます。

老化の根本原因への対応限界

糸リフトは皮膚のたるみを改善する効果がありますが、老化の根本原因には対処できません。

リフトアップは物理的な手法で行われるため、肌質や深いしわには効果が限定されます。他の施術と組み合わせることで、総合的な若返りを図ることが可能です。

糸リフトのダウンタイムと回復過程

糸リフトはダウンタイムが短い施術ですが、個人差があるため、事前に理解しておくことが重要です。施術後の腫れや内出血に対する適切なケアが回復を助けます。

施術直後の注意点

施術直後は、腫れや内出血を抑えるために冷却が推奨されます。顔を強くこすったり、触れたりしないようにし、血行を促進する行動(サウナや激しい運動)は避けるべきです。

経過時間別の回復状況

施術後24〜48時間は腫れが目立ちますが、3〜5日で徐々に収まり、1週間ほどで通常の生活に戻ることが可能です。最終的な効果が現れるのは1ヶ月後です。

日常生活への影響と制限

施術後の1週間は、顔を強く動かしたり、激しい運動を避けるなど、特定の行動に制限があります。また、紫外線対策を行うことで、肌トラブルを防ぐことが大切です。

糸リフトの失敗を防ぐための対策

糸リフトの後遺症を防ぐためには、美容クリニックを慎重に選ぶ必要があります。

とはいえ、数ある美容クリニックのなかからどこを選べば良いか分からない人も多いでしょう。

以下のような美容クリニックを選ぶのがおすすめです。

  • 糸リフトの後遺症について丁寧に説明してくれる美容クリニック
  • 経験豊富で優秀な医師がいる美容クリニック
  • 自宅や職場から通いやすい美容クリニック

それぞれについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

適切な美容クリニックの選び方

美容クリニックのなかには、雑なカウンセリングを行っているところもあります。

後遺症を防ぎ理想通りの仕上がりを実現するためには、カウンセリングで糸リフトの後遺症について丁寧に説明してくれる美容クリニックを選びましょう。

納得感のある説明を受けられれば、安心した気持ちで施術を受けられます。

また、カウンセリング中にしつこい営業や勧誘をしてくる美容クリニックも、経営が上手く行っていない恐れがあり危険です。

経験豊富な医師の重要性

糸リフトの施術を受けて後遺症が残るかどうかは、医師の腕前に左右される側面が大きいです。

後遺症が残るリスクを抑えるためには、経験豊富で優秀な医師が在籍している美容クリニックを選びましょう。

実際に糸リフトの施術を受けて仕上がりに満足している知人から紹介を受けるのが一番確実ですが、難しい場合はSNSや掲示板などを通じて腕前の高い医師を探すと良いでしょう。

丁寧なカウンセリングと説明

糸リフトの施術を任せても大丈夫か判断するために、丁寧なカウンセリングと説明をしてくれるか確認しにいきましょう。

雑なカウンセリングや説明をしてくるようなクリニックの場合は、雑な施術をする可能性があるため、選ぶのはやめましょう。

アクセスの良さ

糸リフトの効果を維持するためには定期的に美容クリニックへ通う必要があるため、自宅や職場からの通いやすさも重要です。

とくに、仕事や育児などで忙しい日々を過ごしている人は、サクっと行ける場所にある美容クリニックを選びましょう。

予定と予定の間に施術を受けられるところを選べば、忙しい人でも定期的に美容クリニックへ通えます。

施術前の準備と注意事項

糸リフトを受ける前には、カウンセリングを通じて希望や不安を医師に伝えることが大切です。

特に施術後の回復過程について理解を深めておくと安心です。また、血液をサラサラにする薬やサプリメントの摂取を控えることが推奨されます。施術当日は、アルコールを避け、体調を整えて臨むことが重要です。

施術後のケアと経過観察

施術後は腫れや軽い痛みがある場合がありますが、冷却することで軽減できます。

数日間は激しい運動や入浴を避け、医師から処方された薬を使用しながら指示通りのケアを行います。引きつれ感や左右非対称など異常が見られた場合は、早めに医師に相談することが大切です。

糸リフトの失敗や後遺症への対処法

糸リフトは効果的な施術ですが、失敗や後遺症のリスクが伴います。これを防ぐためには、施術後の経過観察が欠かせません

早期発見と迅速な対応の重要性

後遺症や失敗は、早期に発見し対応することで深刻な問題を防げます。施術後に異常が見られた場合、速やかにクリニックへ連絡し、適切な処置を受けることが必要です。

修正施術の可能性

糸リフトの結果に満足できない場合や後遺症が発生した場合、修正施術を検討できます。再度糸を挿入する方法や別のリフトアップ施術を選ぶことができ、医師との相談が重要です。

後遺症のリスクを軽減する最新技術

近年では、後遺症のリスクを軽減するための技術が進化しています。肌になじむ素材を使った糸や挿入時のダメージを最小限に抑える技術により、より安全で効果的な施術が可能になっています。

まとめ】後遺症を理解したうえで糸リフトの施術を受けよう

【まとめ】後遺症を理解したうえで糸リフトの施術を受けよう
糸リフトには、リフトアップ効果やハリ・ツヤの向上といった効果が期待できます。

しかし、髪の毛が抜ける・肌がデコボコする、といった後遺症が残る恐れがあります。

後遺症のリスクを最小限に抑えるためには、美容クリニックを慎重に選びましょう。

医師の腕前が高くカウンセリングが丁寧で、自宅から通いやすい美容クリニックを選ぶのがおすすめです。

ぜひ、本記事の内容を参考にして、後遺症について理解を深めた状態で糸リフトの施術を受けてみてください。